今巻は、器に収まらない信長の扱いに苦慮する朝廷と、いよいよ武田討伐です。

 

・鉄砲隊、兵農分離、楽市楽座、方面軍制、鉄の船。生涯で人のできないことを一つやれば大いなる偉人だが信長は4つも5つもやってしまう、と信長を畏れる近衛前久。

 

・正親町天皇から「菊を守るか」と下問され、天皇の臣下にもなった細川藤孝。

 

・「中将殿のこの度の働き見事であった。よって恩賞を取らせる。・・・従三位左近衛中将織田勘九郎信忠殿に天下の仕置き全てを与えるものなり!」と天下の支配権をもって天皇以上の地位を表現し、近衛前久に認めされた信長。

 

・「中将殿は松姫を逃がそうとするだろう。その時は見逃してもらいたい」と滝川一益に託す信長。

 

・「辛いであろうが生きよと仰せになられました」と信長から託された帰蝶の守り刀を松姫に渡す滝川一益。

 

やっぱりこの作品すごい!魔王の側面と父の側面をこんなにわかりやすく、ワクワクするように描いています。次巻はいよいよ本能寺の変。終わってしまうのは淋しいような気もしますが、新たな解釈が出てくるのかなと期待大です。