6巻目は、信長の鉄甲船と毛利水軍の戦い、荒木村重の謀反、石山本願寺の撤退です。

面白い解釈が次々と。

 

京都所司代の村井貞勝。

その特異な能力を見抜いたのが信長で、信長の政治で最も重用された。丹羽長秀、佐久間信盛、秀吉、光秀では京都所司代は務まらない。一方で貞勝ただ一人が信長の鋭利な頭脳を理解していた。

 

築山殿と信康の死について。

家康にとって二人を処分する絶好の機会を信長が作ってくれた。信康は今川氏康と瀬名の遊んでできた子であり、今のうちに徳川から今川の血を抜いておく必要があったという。

 

名門北条の関八州を織田分国として献上。

御館の乱で北条家の三郎こと景虎が敗れたことから氏政は織田に臣従することを決めた(後年の秀吉には臣従する気はなかったのに…)。

 

三法師は中将信忠と信玄の娘松姫との子。

 

朝廷は信長に征狄大将軍でどうかとほのめかした。信長と貞勝は馬鹿にされたと感じ、朝廷を見限った。

 

いずれも断言して話を展開しているところがたまらないです。いいですね。

次の7巻は「天下無双」とのこと。本能寺はまだまだですね。面白い解釈をさらに期待しています。