北海道で弁当屋「くま弁」を営むユウ(大熊祐輔)と妻・千春のお話し。
出会った人たちと共に支えあって小さな幸せに向かっていく人情あふれるシリーズです。
12巻はユウと千春の一泊二日の新婚旅行から始まります。店を長期で休むわけにもいかず、それでも楽しかったのでしょう「第二弾新婚旅行も行こう!」となります。この感覚、いいですね。
冬のサロマ湖の氷下のチカを釣ってその場でから揚げに、絶対に美味しいでしょう。
夕張メロンの食べ放題、摘果メロンの漬物、うらやましいです。
イカタコパーティでは、イカ焼き、イカそうめん、タコしゃぶ、タコのカルパッチョ、イカ大根、タコザンギ、タコ焼き、イカリングフライ、イカ刺し、タコカレー、イカ飯。新鮮なイカやタコを捌いての料理なのでどれも美味しいそう。
最終章では忙しくて旅行に行く気力のないアラサー女性の梨之木さん。ユウは北海道の食品を使って20品以上を作り「北海道巡り弁当」に。ご飯だけでもホッキ飯・豚丼・牡蠣飯の三種があるようです。また千春はその情報を「お弁当の観光マップ」にまとめてます。これは梨之木さんじゃなくても旅行に行きたくなります。
こんなお弁当屋さん、近所にあったらいいなぁと思いながら一気に読み終えました。