ホラズム国の帝アラーウッディーンが敗走後に亡くなり、皇子ジャラールッディーンが帝に。新帝が立ち上がるとホラズム軍は20万に膨れ上がります。一方モンゴル軍は8万のまま。

 

チンギスは、ジャラールッディーンが帝になってからものすごく成長していることを認識するも、ホラズム軍が寄せ集めであること、モンゴル軍の戦闘能力・替え馬・万全なバックアップ体制(輜重や医師や武具の修繕など)はホラズム軍に勝っていることをわかっているのでしょう。

 

また16巻ではボオルチュの息子でチンギスの甥のボロルタイが活躍させられます。チンギスの人の配置や責任の与え方は厳しくかつ素晴らしいです。一方でホラズム軍に身を寄せているマルガーシはチンギスの隙を見出せません。

 

ホラズムはほぼ壊滅状態となりますが、ジャラールッディーンとマルガーシがまだ生きているようなので17巻も楽しみです。ところで何巻まで続くのでしょう?