3月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:7193ページ
ナイス数:223ナイス
偶然の祝福 (角川文庫)時系列がちょっとずつ前後しているのが幻想的でいいな。生活の中でふいにかかわりあった赤の他人の存在が、ずっと心に残ることもある。甘い香りの女性、キリコさん、蝶の痣の持ち主、獣医、ポケットに本をねじこんだ不恰好な<おとうと>。自分の思い出の中にも見つけられそうな気がするのはなぜ。
読了日:03月31日 著者:
小川 洋子
太陽の坐る場所 (文春文庫)理想と現実、過去と現在とのギャップに翻弄される登場人物たちが滑稽なようで、しかし自分と重ねずにはいられない。いまの自分が持っている無駄なプライドやら、引きずってきた嫉妬やらを詳らかにされたようなばつの悪さを感じつつ、一気読み。 / 就職活動における集団面接が<学歴ジャンケン>ならば、同窓会での近況報告はさらにえぐいジャンケンだと思う。同窓会=今の自分に満足していないと行けない場所? ではなにをもって満足とするのか、なにをもって幸福とするのか。自分の生き方を肯定するために嘘をついたり、誰かを蔑んでみたり。
読了日:03月30日 著者:
辻村 深月
人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。千田さんがお好きな中谷氏は、わたしの中では「胡散臭い」の代名詞。
読了日:03月30日 著者:
千田 琢哉
一瞬の光 (角川文庫)この、沼にどっぷりはまりこんだような感覚は嫌いじゃないな! 香折が過去を語るときにあっけらかんとしすぎていて、もうすこし奥ゆかしさがあったほうが彼女に同情できるんだけど…とか思ったわたしは、根っこからまるごと理解してあげることの出来ない柳原くんタイプ。
読了日:03月29日 著者:
白石 一文
沈黙博物館 (ちくま文庫)「博士の愛した…」のイメージが強いからかな? 小川さんにこんなダークサイドがあるとは意外で。。。しかし沈黙の伝道師といい、泣き祭りといい、奇妙で心躍るエッセンスが散りばめられておりました。
読了日:03月27日 著者:
小川 洋子
神様のパズル (ハルキ文庫)友だちから借りた本じゃなかったら読み通さなかったと思われる。それから佐倉と穂積さんのことは「うん、知ってた」って思った。
読了日:03月26日 著者:
機本 伸司
春になったら苺を摘みに (新潮文庫)外国人として生きることで、自分の内面世界が豊かになる気がする。強すぎるほどの世界からの刺激を軽やかにかわし、ときに吸収し……すいすいと生きていく1人の女性の姿が浮かんだ。梨木さんの世界を見るまなざしが好きだなぁって思う。
読了日:03月24日 著者:
梨木 香歩
ティファニーで朝食を (新潮文庫)完全に麗しのオードリーで脳内再生されていた。村上さんのあとがき読んでどぎまぎ。わたしのイマジネーション!を、今更ながら働かせる。。。日本版映画を作製するとしたら吉高さんでいかがでしょう? 危なっかしくて、ちょっと痛くて薄っぺらい女性、ホリー。でもどこか可愛げがあって、ふれるとやわらかく湿り気のあるような女性性。
読了日:03月22日 著者:
トルーマン カポーティ
ニューヨークのとけない魔法 (文春文庫)エッセーって、作者に萌えられるか否かがけっこう重要な基準だけど、これはストライクだー!笑 日本で知らない人に話しかけるのってすごく抵抗あるけど……やってみたくなるなぁ。一期一会。
読了日:03月19日 著者:
岡田 光世
本屋さんに行きたい確かに読書好きだけど、それ以上に「本」というものが好きだな。
読了日:03月17日 著者:
矢部 智子
「前倒し」仕事術! ムリなく始められる、3つの習慣素直に行動にうつせたので、この本とは相性がよかったなぁと思う。読みかけでいてもたってもいられなくなり、電話一本とメール数件の処理に走ってしまった(笑)
読了日:03月17日 著者:
中井 紀之
青い鳥 (新潮文庫)大人になるにつれて、子どもだった自分のどうしようもない切実さや閉塞感を忘れがちになっている。必死だった当時の自分をたいせつに持っていたいなと思う。/重松さんの描写がうますぎて、こちらも息苦しさを感じるレベル。あやちゃん怖い……。
読了日:03月16日 著者:
重松 清
グラスホッパー (角川文庫)鈴木は結構頑張ったんじゃないかな。立ち直ってほしい。ラストの暗示がほの暗くて切ない。
読了日:03月15日 著者:
伊坂 幸太郎
愛憎の王冠 (下) ブーリン家の姉妹2 (ブーリン家の姉妹) (集英社文庫)わかんない。みんな哀れなのかもしれない。めまぐるしい時代だな。。。そんな中で、ハンナがみいだした幸せはたぶん本物なんだろう。カレーで過ごした期間の息苦しさ、惨めさ、過去の裏切りをさっぴいても、やっぱりダニエルは良い奴って思うのです!
読了日:03月13日 著者:
フィリッパ・グレゴリー
ピースメーカー (文芸)わ、なんか爽やかな後味のよい作品。等身大の男の子の語り口って感じがなんとも素敵。実際はこんなに素直な子はいない?
読了日:03月12日 著者:
小路 幸也
ペンギン・ハイウェイこんなしんみりする着地点だとは思わなかった……。ほろ苦いファンタジー。だけどやっぱりペンギンって可愛い生き物だなぁとしみじみ。
読了日:03月11日 著者:
森見 登美彦
船乗りクプクプの冒険 (集英社文庫)おふざけの中にもなかなか良いなぁと思えることがあった。キタ・モリオ氏ナイスキャラ!完全に主役を食っている。。人食い土人のオチがけっこう好き。
読了日:03月10日 著者:
北 杜夫
残酷な王と悲しみの王妃おもしろいんだけど、近親で結婚しすぎ×似た名前多すぎ……で、頭の中で整理しながら読み進めないとわけわかんなくなります。ヘンリーの横暴さには辟易。その一方で、イワン雷帝はなんだか嫌いになれない。身近な人の死に対するリアクションの違いかな。
読了日:03月09日 著者:
中野 京子
うさぎパン (ダ・ヴィンチブックス)ぼやけた印象。考えてみれば、ほんわかしたテイストのわりに、人物設定がえぐいような。
読了日:03月07日 著者:
瀧羽 麻子
太陽の塔 (新潮文庫)男汁むんむんなのに、どこかポップで軽やかで。そんな穿った見方ってありですかと笑わせてくれる、濃ゆいキャラクターたちが憎めない。そしてあの、こねくりまわしたような相変わらずの語り口がほんとうにツボで。
読了日:03月06日 著者:
森見 登美彦
死者はバスに乗って (幽ブックス)薫ののほほんっぷりにときおりイライラしながら読了。思っていたよりはこわかったけど、回収されると思っていた人間関係のなぞ、伏線はそのまま……? ちょっとすっきりしない。
読了日:03月06日 著者:
三輪チサ
クローディアの秘密 (岩波少年文庫 (050))児童書だけど、子どもの頃に読んでこれほど胸に染みたとは思えない。乙女心にとことん疎いからな…(笑)漫然と『自分探しの家出』をしたって、どこかに新しい「自分」そのものが落っこちているはずもない。「自分」の内部にとりこみ、積み重ねるべき価値のある様々なもの(たとえばステキな秘密とか)に出会うため家出だったんだなぁ。
読了日:03月04日 著者:
E.L.カニグズバーグ
愛憎の王冠 (上) ブーリン家の姉妹2 (ブーリン家の姉妹) (集英社文庫)覆される「ブラッディメアリー」の印象。同様にエリザベス女王の印象も(こちらは悪い方に)。。。それにしてもダニエルが素敵すぎると思うんですよね。
読了日:03月03日 著者:
フィリッパ・グレゴリー
つながる読書術 (講談社現代新書)「体感読書」は今まさにやりたいなぁと思っていることで、そういえばそのためにブログを始めたのだった、と思い出した。<書を捨てず、旅に出よう>
読了日:03月03日 著者:
日垣 隆2012年3月の読書メーターまとめ詳細読書メーター