鉢造りを始めて33年になる。釉薬の小鉢からスタートし大鉢、水盤
すべてが特注品。30年くらい前、神奈川の盆裁屋さんに
年に2回ほど出かけては愛好家の皆さんが競い合い樹や石の寸法を測り
一度に数十枚と注文をもらった。
名品のシナ鉢をたくさん見て必死で造った事がかなり勉強になったと思う。
30年前の鉢の落款を見ると思い出します。
昨今では大きな鉢はあまり需要がなくなり、また小鉢に戻った。
そして泥物、これからもよりいい鉢を造りたいと思う。
その頃に造った鉢を見てみたい!今年こそは30年ぶりに
お邪魔して愛好家の皆さんに見せてもらおうと思います。