風か通り抜けて
洗濯物がゆれて
床に寝そべって
犬とお日様の当たることろを取り合いする。
頭のぐちゃぐちゃとした考えが入り込めない
圧倒的な幸せ。
私の目に写る景色のなかには
たくさんの人がいる。
そのなかには
生きにくい人もいるだろう
病気の人もいるだろう
後悔してる人もいるだろう
岐路に立っている人もいるだろう
でもそれには関係なく
電車は走り
飛行機は飛んでいる。
あー私が何をしようが
何をやめようが
何を思おうが
何を思われようが
自然と世間は
勝手に動いているんだなー
それに比べたら私の存在ちっちゃいなー
じゃあ私の悩みなんてミジンコ並みやん。
そうやって
圧倒的な感覚の幸せを感じたり
自然と世界は動かせないことを感じたりして
私の自意識過剰を確認する。
ちょっと息がしやすくなった。
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