心屋認定カウンセラーで看護師の
あきねぇこと池田あきです
昨年の１月２日だったでしょうか
お正月の集まりのために
夫の実家に行きました
その時、義父は独り暮らし
行ってみると
数日前から調子が悪いと
義父は布団に寝ていました
私たちが来るのがわかっているのに
布団に寝ているということは
よほどしんどかったのでしょう
結局そこから動けず
救急車で病院に行き入院
その後10日ほどで亡くなってしまいました
色々な可能性を考えれば
数えきれない後悔の念が
思い浮かぶこともありますが
高齢とはいえ身の回りのことは一人でできていて
その上我慢強く、
自分で決めたことを貫きたい人だったので
義父らしい生き方であり
義父らしい逝きかたであったと
私は思います
たとえ10日ほどであっても
私たちに覚悟する時間をくれてありがとう
そう思うのです
私は看護師です
仕事でたくさんの死に立ち会ってきました
会わせたい家族の
最後の一人が到着したその瞬間に
逝くひと
まだ誰も到着していないときに
逝くひと
家族がほんのわずかに席を外したとき
逝くひと
家族はもちろん私たちの
思いもよらないタイミングで突然
逝くひと
色々な人がいます
色々な家族がいます
家族の受けとり方も色々です
なかには
亡くなったときの状況によって
強くご自身を責めてしまうご家族もおられます
大切な人が逝くその瞬間に
一人ぼっちにさせてしまったと
強く強く後悔されている
そんなとき
私が信じている考え方を
お伝えすることがあります
※※※※※※※※※※※
亡くなる人は
自分の逝きたいときに逝く
さみしがり屋の人は
誰かが来るのを待って
見守られて逝く
一人で逝くひとは
あなたを悲しませたくないから
いないときに逝く
自分が亡くなる姿をみせたら
あなたが余計に悲しくなるんじゃないかと思って
あなたを悲しませたくないから
一人で逝く
それはあの人からの
あなたへの愛
だから自分を責めないで
あの人の気持ちを、愛を
ありがとうと受けとってください
※※※※※※※※※※※
ご家族さんは
私の言葉を聞くと
何度も頷かれたり
涙を流されます
そして
「そうでした、父はそんな人でした。そうでした。」
「なぜその時に私はいなかったのかと、そればかり考えていたけれど、その言葉を聞いて少し楽になりました。」
そんな風におっしゃるご家族さんもおられました
そのあと数年たって
その言葉は思いがけず
私が自分の父や母を見送ったときに
自分自身を慰めてくれました
その時そばにいなかったことを
父も母も責めたりしない
できればそばにいたかったけれど
私が一緒にいたかったのだけれど
父も母もあの時に逝きたかったんだ
それは父と母の希望
それは父と母の運命
それは父と母の愛
私はそう思っています
もちろん
こんな風に言っていても
亡くなった方の本当の気持ちはわかりません
そんなことは
ご家族にも私にもわかっています
でも私は思います
亡くなった方はご家族を愛しています
残した家族が
自分を思い出すとき
強い後悔の念にだけ
とらわれてほしくない
その方が亡くなることは
生まれたときから決まっていたこと
悲しむことは悪いことでは
ありませんが
あまりにも強い後悔は
悲しみの輪郭が鮮やかで濃すぎて
その瞬間に戻してしまう
その瞬間から先に進めなくなる
それは
亡くなった方も望んでないんじゃないかな
私はそう思っています
悲しくて寂しくて
どうしようもないけれど
楽しくて笑いあった時間もあった
あの時、別の選択肢を選べば良かったかどうかなんて
誰にもわからない
あの時の最良を選んできた
あの人はきっと
「それでええよ」って笑ってくれている
おせっかいかもしれませんし
ご家族がどう思っているのかは
本当のところわかりませんが
私がお伝えしたいと思った時には
これからも伝えていくと思います
そして今日はそれを
ブログにも書きたいと思いました
きっとあなたに伝えたかったのでしょうね
書かせてくれてありがとう
あきねぇの心屋オープンカウンセリング
..............................................................
『悩んでる人を一人にしない』
【日程調整中】しばらくおまちください
ただいま調整中です♡
..............................................................
『悩んでる人を一人にしない』
【日程調整中】しばらくおまちください
ただいま調整中です♡
わたしの日常や美味しいもの、どーでもいいことまで
ブログには書けないことも不定期投稿中♡
知らせていただけると、とーっても喜びます
わたしが♡