Madonnaのアルバム『MUSIC』(2000年)より
"I Deserve It"を紹介します。
WriterとProduceは共にマドンナとミルウェイズの二人です。
『MUSIC』は私の中でかなり大好きなアルバムで、
アルバム全体がエレクトロニックとアコースティックで構成されており、
テクノロジーとノスタルジーが見事に融合しており名作だと思っております。
そんな魅力が一気に味わえるのがこの曲です。
マドンナはこの曲について....
「ラブソングだけど、寂しくて切ない感じが漂う曲。でも、アコースティックギターの曲と、それからあのサイレンみたいなシンセサウンドの曲を並べたのにはちょっぴり戸惑ったわね」
と説明しております。
『MUSIC』ではマドンナの二面性について味わえる作品ですが、
この曲はまさにマドンナという人間の柔らかさ、優しさを知ることができます。
おそらくこの曲は当時の婚約者のガイリッチーに向けて書いた曲でしょうね。
当時は新婚でしたが、歌詞の中身がまるで幾多の苦難を乗り越えた熟年夫婦のようです。
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I Deserve It
彼は私のために生きる人
そして私も彼のために生きる
彼は私のために夢を見させてくれる人
そして私も彼のために夢を見せる
彼は私のために踊ってくれる
だから私も彼のために踊った
彼は私のために泣いてくれた
だから私も彼のために泣いた
(Chorus)
途中つまずいたこともあったけど
長い距離、たくさんの道を歩き続けてきた
今日に至るまで
たくさんの心と年月を費やしてきた
彼は私のために祈ってくれた
だから私も彼のために祈った
彼は私のために生まれてきてくれた
だから私も彼のために生まれてきた
(Chorus)
途中つまずいたこともあったけど
長い距離、たくさんの道を歩き続けてきた
今日に至るまで
たくさんの心と年月を費やしてきた
後悔なんて一度もしてない
忘れたいような出来事なんて一個もない
全ての苦しみにだって価値があったから
過去から逃げたりしないで
最高の選択をするよう努力してきたのだから
その選択にこそ価値があった
(Chorus)
途中つまずいたこともあったけど
長い距離、たくさんの道を歩き続けてきた
今日に至るまで
たくさんの心と年月を費やしてきた
(Chorus)
途中つまずいたこともあったけど
長い距離、たくさんの道を歩き続けてきた
今日に至るまで
たくさんの心と年月を費やしてきた
あなたに感謝する
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「たくさんの心と年月を費やしてきた」という所はunraveledという単語が使われているのですが、かなり意訳で訳したのでご了承ください。
それにしてもなんて優しい歌詞でしょうか。
Madonnaの曲はあまり歌詞に注目されないのですが、
こういう歌を聞けば彼女が作詞家としていかに才能があるかがよく分かります。
この曲は「苦労してきたことに意味はあるんだよ」という曲なので、
私も頑張ってブログ更新を再開したいと決意を新たにしたところです(笑)
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少し緊張しながらギターを弾いているところが魅力的ですね。
