「行き止まりの世界に生まれて」
2018年 アメリカ
小さな町で必死に生きてきた3人の若者の12年間の記録。
「親ガチャ」という言葉をよく目にするようになった。
子どもは親を選べない。
生まれた家庭環境で人生が左右されるのは残念ながらあると思う。
確かに悔しい。
けれど、どうにもならないことをいくら考えていても変わらない。
逃げていいから、逃げた先で前を向いて幸運を自分でつかみ取っていく。
スラムではギャングや麻薬に手を染めないために
音楽やスポーツが子供たちの心の支えになるものとして使われる。
映画の彼らにもスケボーがあってよかったと思う。
青年になった彼らが前を向き歩み始めた姿に勇気をもらえた。