毎年すっぽかされてる⁉️吉野山。
満開の先週、月曜日に行く予定を立てていましたが雨で諦め、今週の月曜日に行こうと思ったらほぼ散ったあと。
で、毎年行ってる海津大崎は如何にと調べると散り際。
かくなる上は毎年他より1週間遅れに満開となる思い出のウグイ川へと車を走らせた。

ところがどっこい。
なんだこれは⁉️
と思わず呟いた。
ああここもやっぱり散った後。

でも、まだある程度残っているから、桜に言わせればこれで満足しろよと言われるかも知れない。

それに電話で友人2人も呼び出してしまってたから、申し訳なさでいっぱい。
程なく到着し合流した彼らにそれを伝えると、これで充分綺麗やと優しいお言葉に救われる。

実は2人がちょうどテイクアウトの牛どんを食べようとしたところに私が電話をかけてたらしい。
それでここまでお預けして来てくれたと言う。
ありがたさと申し訳なさで心の花が散る思い。

川辺の石段にいい年こいたおっさん3人が座る。

絶え間なく
川の流れに
散る桜🌸

そんな歌を思いつきつつ、遠い所まで足を運んでいたことにあらためて感謝の意を伝えた。
そして並んで座って川に流れる桜を見ながら弁当を食べ、語り合い、良き思い出ができました。

つい最近、職を失った友人の気分転換になり、新たな意欲が出たことも嬉しい☺️

一方の足の悪い友人もよく歩いて下さり、まだまだ元気なところを見られて安心した。

友情という心の花を見届けた後、彼らと別れて1人、すぐ近くの近江黒川氏城址に足を運んだ。

こちらは落ち葉が降り積り、400年以上の時が重なった踏み跡をゆっくりと辿った。

標高380mの丘陵に主郭と辻屋敷、曲輪跡に幾百年の杉の大木が林立し、主郭のあった周囲には虎口や石段、雁木、堀切、土塁などが長い歳月を経て尚残っていた。

歴史に疎いので詳しいことはネットなどに譲るとして感想として一言だけ書く。

黒木氏城址。
時間が止まっているというより、時間が残ってたといった微妙なニュアンス。
いろんな城跡に来るたびにそんな感慨に耽ってしまう。

さらにその後、お気に入りの黒川林道の秘密の場所㊙️で1人焼き鳥パーティを開催。

ところが神聖なるこの場所に不届者の痕跡。
焚き火の後の炭は自然に帰らないことを知らなかったとはいえの焚き逃げや得体の知れないティッシュなどの心無いゴミを拾って帰りましたとさ。