風は冷たく日差しは暖かい。
冬と春が競い合う季節。
やっと春がきたかと思ったら翌る日には冷たい風や雪。
冬将軍は未だ去らず。
一度溶けた雪がまた山に白いベールを被せる。
清水山から見えるそんな周囲の山々は本当に美しい。
少しの労力で贅沢な景観と時を味わえる、コストパフォーマンスがあまりにも高すぎる。
そしてこんな晴れた日には、草に寝転んで青空を仰ぎ見ながら将来の夢を描く。
還暦をとうに過ぎても、70、80、90になっても、宇宙の広さと同じ、無限大のビジョンを持っても構わないはず。
たっぷり楽しんだあと、気持ち良い空間から足取りも軽く下山した。
そうして清められた心を夕焼け、星空、夜の仕事に繋げよう。