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今回のエキスパートは、表現インストラクターの山田ズーニーさん。
著書『おかんの昼ごはん 親の老いと、本当のワタシと、仕事の選択』を踏まえつつ、親の老いからズーニーさんが考えたこと、そして、この時代、社会の中で
何を選択しながら生きていくか、についてお伺いしてまいります。

<プロフィール>

山田ズーニー
表現インストラクター。
岡山県に生まれベネッセコーポレーションにて小論文編集長として
高校生の考える力・書く力に16年尽力した後に独立。2000年フリーランスとなり
『ほぼ日刊イトイ新聞』に「おとなの小論文教室」連載開始。2007年より
慶應義塾大学非常勤講師。以降、全国多数の企業・大学で
文章表現力・コミュニケーション力の育成に努めている。著書多数。
最新刊は河出書房新社刊『おかんの昼ごはん 親の老いと、本当のワタシと、
仕事の選択』。

http://www.jfn.co.jp/susume/


(以上、ラジオ版 学問ノススメ Special Edition - JFNより)


ズーニーさんが泣いていた。

あの知的で気丈そうで魅力的な女性が。

内面に溜に堪っていた想いを書籍だけでは吐ききれず、人前で見せた一人の親思いな娘としての美しい涙に、私ももらい泣きした。


彼女からはレポートや論文など、表現への心構えを、ラジオやネットを通し、随分影響を受けている。

そんな先生であるズーニーさん。

表現方法を教え、自らも表現者である以上の幸福はないと言い切る。

共感するべきところがあまりにも多い先生。

親の老いに向かい合いながら、またひとつ、大きく成長されている。

そんな渦中に書かれた著作、是非、手に取って読みたいと思う。