思い返してみると、(子供目線から)初めて作った手の込んだ料理は野菜炒めだった気がします。母から「お腹が空いたら、人参と玉ねぎを切って野菜炒めと残りご飯をチンして食べなさい。」と。この経験が、僕にとって”困った時の肉野菜炒め”の礎となりました。
人参と玉ねぎ ー 僕にとっては野菜炒めにおける三種の神器ならぬ二種の神器です。人参・玉ねぎをベースに肉を一種類それから緑の野菜を一種類加えればそれだけでまずまずの栄養バランスだと思います(信じたいです)。そこに味噌汁と納豆を加えればOKです。
【材料】
- 玉ねぎ(食べたいだけ)
- 人参(食べたいだけ)
- 肉(好きなものでいいと思いますが、我が家では大抵鶏か豚です。)
- 緑の野菜(例:キャベツ、ブロッコリー、緑だったら何でも良いかと)
- にんにく(みじん切りにしてもよし、おろしてもよし)
- 調味料(塩、砂糖、胡椒、ナンプラー、オイスターソースなど何でもお好きなものを)
緑の野菜ですが、当地ではタアサイという野菜が手に入れやすく、また色々な料理に使えるので重宝しております。ちんげん菜もよく使います。
【作り方】
- 野菜、肉を気分に合わせて好きな形に切る。(人参が四角い時もあれば細い時もあります。肉が大きい時もあれば誤魔化すために細かく切る時もあります。)
- (にんにくがみじん切りであれば)にんにくを炒める。
- 肉を炒める。
- 野菜を加えて炒める(火の通りにくいと思われるものから順々に)
- 調味料で味を整える。(これも気分で良いかと思います)
- (おろしにんにくであれば)にんにくを加えて混ぜる。
2〜6の順番は、鶏肉・豚肉にきちんと火が通っていればあまり重要ではないと思います。僕もまちまちです。最近教わったのですが、炒めにナンプラー、オイスターソースとお好みで砂糖を少々で味を整えると東南アジア風になります。それからチキンライス用に作るチリソースが余っていたら是非一緒に。
余った肉野菜炒めは後日、麺料理やチャーハンの具にしたりと大変便利です。
以前は普通のフライパン(30cmとか)を使用していました。子供が大きくなるにつれて対応が難しくなってきたため、鉄製中華鍋(36cm)を購入しました。
