ひとまず、三重県内の高校野球「春の陣」がひと段落しましたね。
ということで、今日は3位決定戦と決勝戦が松阪であったようです。
この結果で夏のシード4校が確定するという、非常に重要な局面でもありました。
ということで、今日の2試合でございます。
●3位決定戦
津商業 5-4 いなべ総合学園
●決勝戦
津田学園 10x-9 菰野(9回サヨナラ)
夏の計4つのシード枠、最後のイスをめがけての争いとなった3位決定戦は互いにホームランが飛び出す競り合い、津商が8回に勝ち越していな総の反撃を退けて、夏のシードに飛び込みましたね。
昨秋の菰野高校戦で岡林投手に抑え込まれてから、ひと冬越えて打撃陣に力強さが増したのかな?という印象の2回戦でしたが、それが本物だったようで、いなべ総合を相手に打ち勝つのは素晴らしいと思います。
いなべ総合はまさしく、シードまであと一歩という形でしたが、強豪としての意地は見せてくれたように感じますね。夏は本当に「ノーシード爆弾」として他校の脅威にもなるでしょう。
そして決勝戦は試合がひっくり返ること5回、菰野・岡林くん、津田学園・前くんというエースを両チームともにマウンドに上げずに戦い抜いた試合、最後は津田学園がサヨナラで制したようですね。まさしくノーガードの打ち合い、その打力もまったく甲乙つけがたい、レベルの高い競り合いだったようですね。
ということで、競り合いが2試合で終幕した春の三重大会。
群雄割拠・混戦模様、終盤の展開は今の三重の高校野球勢力図を示しているような、そんな展開じゃないかな?と感じますね。
津田学園・菰野・津商業・三重の4校が夏シードとなった今年の三重県。
いなべ総合をはじめ宇治山田商、海星、そして昨夏の代表・白山などノーシード組も多士済々。
本当にこの夏も楽しみですね。