「熱闘」という言葉が似合うでしょうか、はたまた他の言葉か。
桃山から歩いた甲斐がありました。
それほどの熱い試合でしたね。
今日この試合を振り返っていきます。
5/5 京都フローラ×埼玉アストライア
埼玉 100 001 0 = R2/H8/E0
京都 002 000 1x = R3/H8/E1
勝投)小西
敗投)泉
[得点経過]
1表:川端 先制タイムリー
3裏:三浦 同点タイムリー
3裏:中村 勝ち越しタイムリー
6表:楢岡 同点タイムリー
7裏:村松 サヨナラタイムリー
最終回までもつれ込む接戦を制した京都、連敗を止めて星を五分に戻しました。
京都の先発はルーキーの龍田投手。レイアからの昇格後初勝利を狙うマウンドでした。立ち上がりから常にストライクをとれていて、6回途中の降板まで四死球はゼロ。テンポのいいピッチングが続いていましたね。初回こそ球が高めに浮いてヒットを重ねられましたが、ここは慎重になりすぎて置きに行ってしまったかな?という印象があります。それ以降は5回まで連打を許さず2安打のみ。ただ、6回に甘く入ったとこを田口選手に痛打されたところで降板。次回は最後まで投げ抜くような気概で、プロ初勝利を果たして欲しいですね。
その龍田投手をリレーしたのが大ベテランの小西投手。ですが、本来の繊細なコントロールがこの試合に関しては見られなかったですね……。良いボール悪いボールがはっきりしていたように感じました。ちょっと本調子ではないのでしょうか。らしくないピッチングだったと思います。ただ、6回を同点止まりで凌いだ辺りは小西投手の経験が活きたシーンなのかな?と感じます。
打線は、勝負どころで一気に形勢を逆転できたのが大きかったでしょうか。3回には三浦選手のタイムリーで同点として、それだけでなく中村選手のタイムリーで一気にリードを奪うところまで行けたのが試合を優位に進められた要因だったのかな?と思います。
サヨナラ打を放った村松選手、龍田投手の良さを引き出す好リードに長打を含む2安打。勝負強さも遺憾なく発揮して、流石は扇の要という素晴らしい活躍だったと思います。
みなみ選手はこの試合でも2番に座って、主軸としての役割を期待されました。が、2度のチャンスで凡退して最終回にサヨナラのお膳立てをするヒットを放つという”本来の2番“の役割を果たしたのではないか、と思います。チャンスの場面はいずれも力みがあったのかな?と思える内野フライ2本、ポテンシャルは十分あるので、いかにしてチャンスで自身の打撃ができるか……ということになりそうです。
その他、3.4月のMVPとなった三浦選手が先制のタイムリー、主砲の岩谷選手があわや柵越えのツーベースと、上位から下位まで、満遍なく当たっていた印象ですね。
一時は失速したフローラ、劇的な勝ち方で再び開幕当初の勢いを取り戻すことができるでしょうか。レイアから昇格したての若い選手が躍動していましたし、楽しみです。
敗れたアストライアですが、粘る泉投手を援護できた…とは言えないのかな?と感じました。
泉投手は、ほぼ毎回のようにランナーを出しながらも、失点は3回の2点のみと粘るピッチング。左腕からの真っすぐの角度は独特なものがありますし、そこから落差のあるカーブとのコンビネーション…ですが、今日はコントロールが今ひとつでしたね。2回から5回まで4イニング連続で四球を出すなど、苦しいマウンドになりました。それでも3回の失点のみで抑える辺りはディオーネでの泉投手の経験が活きたのかな?と思います。
野手は「もうひと押し」ができなかったのかな?と感じます。先制した初回は本塁タッチアウトと攻めた結果なので止むを得ないですが、同点に追いついた6回は、なおも一死満塁という中で、フライアウトが2つ、ちょっと勿体無いのかな…?と感じました。川端選手が3安打、楢岡選手が2安打と当たっていただけに、後ろを打つバッターに1本出ていると展開も変わっていたのかな?と感じますね。前の試合から1番を打つ加藤選手は、この試合でもセンター返しのクリーンヒットに、初球で決めた送りバントと良い打席を見せてくれました。凡打の時も打球そのものは良かったですし、内容の濃い試合だったのかな?と思います。
川端選手に2つのファインプレーが出たりと、守りではノーエラー、負けたにせよチームとしても収穫は十分にあるのでは、と感じました。
という中身の試合でした。
前日に大差の試合があったとは思えないほど、ギュッと中身の詰まった素晴らしい試合で、結末はサヨナラゲームと互いに一歩も引かない、拮抗した展開は本当に痺れました。
僕自身、女子プロ野球では初めてサヨナラゲームを見ることができましたし、良い試合にまためぐり合えたのかな?と感じています。
次回の女子プロ野球はいつにしようかな…今はそういった事を考えています(笑)