先週末に沖縄や宮崎でオープン戦が始まり、それが今週末には日本全土に。
いよいよ毎日のように球音が響くシーズンになりましたね。
ということで、僕自身の2018年初観戦。
2年続けてナゴヤドームで開幕することになりました。
2018.3.4 D×E @ナゴヤドーム
楽天 021 403 001 = 11/13/1
中日 020 013 100 = 07/12/1
勝)コラレス
敗)ガルシア
本)アマダー(2回2点=松坂)
本)三好(4回3点=ガルシア)
本)松井佑(6回3点=辛島)
【試合経過】
2表:アマダー 先制ツーランホームラン
2裏:大野奨 タイムリー
2裏:亀澤 同点タイムリー
3表:ペゲーロ 勝ち越しタイムリーツーベース
4表:アマダー タイムリーツーベース
4表:三好 スリーランホームラン
5裏:アルモンテ タイムリー
6表:三好 内野ゴロ
6表:田中 2点タイムリーツーベース
6裏:松井佑 スリーランホームラン
7裏:福田 タイムリー
9表:内田 タイムリー
【ドラゴンズ 短評】
まずは何と言っても松坂大輔。2回を投げて2失点という結果でしたが、真っすぐは144キロを計時するなど良いボールが行ってたように感じますね。常時140キロ前後といった辺り。ただ、スライダーの制球が今ひとつで、なかなかフィニッシュに持って行けないような印象はありました。それでも、復帰すぐでこれだけ投げられれば十分かな?という感じはします。腕も振れていましたし、着々とレギュラーシーズンに向けて準備は進められていると感じました。
ただ、2番手以降の投手…特に外国人2投手がピリッとしなかったですね。ガルシアは左腕から球威こそあるものの全体的にボールが高かったですし、コントロールが良いとの触れ込みだったジーもストライクが真ん中に集まって連打を浴びるシーンがありましたし、本来のピッチングではないのかな?と感じました。マウンドが合わないのか、はたまた日本野球にまだ馴染めていないのか…。今の時期では判断しかねる部分がありますね。
祖父江大輔はテンポの速い軽快なピッチング。どんどん投げ込んでバッターに考える隙を与えない辺りは本来のデキと見て良いと思います。
そして投手陣最大の収穫と言ってもいいかな?と思えるのは木下雄介(育成)でしょう。回を跨いだ9回表こそ失点しましたが、2イニングで3奪三振は立派だと思います。そのピッチングスタイルも140キロ後半の真っすぐでゴリゴリ押す形。150キロをマークしたボールも何球かありましたし、今後が本当に楽しみな右腕がまた一人現れたんじゃないかと思います。フォークのキレも良く落差もありましたし、精度が高まれば屈指のリリーバーになる素養は十分にあるでしょう。これを見ただけでも十分に価値はありましたね。
一方の野手ですが。センセーショナルなインパクトを残してくれたのは途中出場の松井佑介。6回から守備に就き、その裏の最初の打席でものの見事にレフトスタンド中段に放り込むスリーラン。この一本で開幕スタメンへの道も開けたのでは、と思います。
開幕の外野の座を争う選手といえばアルモンテだったりモヤだったりしますが、この試合に関してはアルモンテがバッティングの方で結果を出しました。スイッチヒッターですが、左右両打席でヒットを放つクレバーなバッティングだったと思います。少し前に居たエルナンデスを想起させるようなアベレージヒッターかと思います。ただ、難点は守備ですね。バタバタするような追い方に、緩慢なクッションの処理、そして極めつけはランナー二塁で左中間への飛球、これで進塁を許していますから、レフトで起用するのは怖さがありますね。その辺りを首脳陣がどう汲み取るか…だと思います。
この他の選手では、途中からマスクを被った松井雅人が2つの盗塁を刺すディフェンスに、チャンス拡大のシングルヒット。この試合スタメンの大野奨太とともに熾烈なアピール合戦になっていますが、良いアピールになったのではないでしょうか。
福田永将は2安打1打点と結果は残しましたが、今ひとつ状態が上がってこないような印象があります。打球の角度もついてこないですし、スイングにも迷いがみられるように感じますね…本来の思い切りの良さがこの試合に関してはみられなかったです。それが守りにも悪い影響を与えているようで、エラーひとつにファンブル(記録は内野安打)もありましたので、ちょっと状態が気になりますね。
状態が気になるといえば京田陽太もそうですね。5打数無安打もそうですが、4三振とまるで合ってなかった。ここから開幕に合わせて状態を上げてくれることを願いたいですが、この結果はちょっと気になりますね。
といった辺りがドラゴンズの内容。四死球もあり荒れた試合になりましたが、その中でも十分な収穫はあった試合ですね。
【イーグルス 短評】
先発のコラレスは4回2失点と結果を見るとまとめてきた印象ですが、ランナーの有無でピッチングがまるで別人だったように感じます。ランナーが居ない場面では低目にボールが行き、ストライク先行、真っすぐは140~143といった辺りの球速でした。しかし、ひとたびランナーが出ると真っすぐが140キロ台後半になり、ストライク・ボールがハッキリして集中打を浴びる…ちょっと計算しづらいような投球でしたね。
2番手以降では今野龍太が目立っていたように感じます。細身の右オーバーハンドから、最速149キロという数字も何球か叩き出していましたし、140キロ台中盤の真っすぐを安定して投げられていました、これに変化球がもうひとつレベルアップしてくると、面白い存在かと思います。
野手陣は全体的にバットが振れていたように感じますが、特に三好匠が良く見えましたね。故障明けの茂木栄五朗に代わるショートを…という場面で三好もアピールが必要なところでしょうが、その中で2安打。うち1本は中盤に突き放すホームランと自慢の打棒をアピールした形かと思います。
アマダーは下位に居ながらも右中間・左中間に長打を1本ずつ。コントロールミスの許されない、言ってしまえば「2人目の4番」という位置づけにしても良いのかな?と思います。
5年目の内田靖人のバットも振れていますね。途中出場で3安打と結果を残しましたし、逆方向に逆らわずに流す器用さも見せていました。今春のオープン戦はこれで通算5割と本格化の兆しが見えているように感じます。
あとは西巻賢二も終盤に出場して1打席でしたが素晴らしいバッティングでした。170cmに満たない小柄な選手ですが、150キロ近い真っすぐに振り負けずに右中間にライナー。友永のやや拙いとも取れる守りも手伝ってかスリーベースと快足も披露、最後の最後で良いインパクトを残してくれました。つい先日、高校を卒業したばかりのルーキー。本当に将来が楽しみな選手に映ります。
といった具合の楽天サイドの注目選手。
先にも挙げた内田や西巻、今野、三好と若い選手が次から次へと出てくる…本当に羨ましい限りです(笑)
2018年スタートの一戦、両チームともに本当に良いものを見せてくれましたし、何よりもこの目で松坂大輔を見れたことも嬉しいですね。
松坂が横浜高校で春夏連覇を達成した当時、僕は小学生でしたが…本当にスター以外の何者でもない。いわゆる「テレビで見るあの人」が数十メートル先のマウンドで躍動している形ですから、本当に嬉しかったですね。まさに夢のような時間でした。
ただひとつ…。
2018年一発目から3時間半オーバーのロングゲームは腰に堪えますねぇ(笑)
今シーズンもひとつ、どうぞよろしくお願いします。