今日でベスト8が決まったわけですが…。

 

 

いやいやいや…何とコメントしましょうか。

 

 

 

ゲームセットの声を聞くまでは何が起こるかわからない、それを痛感した1日、特に第四試合ですね。

 

 

 

ということで、今日の結果です。

 

第一試合:盛岡大附(岩手) 12-7 済美(愛媛)=延長10回

第二試合:花咲徳栄(埼玉) 10-4 前橋育英(群馬)

第三試合:広陵(広島) 6-4 聖光学院(福島)

第四試合:仙台育英 2x-1 大阪桐蔭(大阪)=9回逆転サヨナラ

 

 

 第一試合は壮絶な打ち合いになったようですね。一時は中盤で盛岡大附に4点のリードがあり「このまま決まるか…?」という展開だったでしょうが美が逆転、そして土壇場で盛岡大附が追いつき、そして延長で勝ち越しと、めまぐるしい試合展開だったようですね…。長い甲子園の中で始めて、満塁ホームランが1試合で2本出るという驚きの展開でした。

 

 第二試合は花咲徳栄が先制パンチ。結局、コレが大きかったようですね。徳栄はこれで優位に試合を進められたように思いますし、逆に前橋育英は力みも出たでしょう、打線が繋がりませんでした。

 

 第三試合は広陵が見事な逆転勝ち。聖光学院が5回に平元くんを攻略して逆転…かと思いきや、すぐさま広陵が同点に追いつき、8回に注目捕手・中村くんがトドメを刺すように勝ち越しのツーラン、大会記録にあと1と迫る今大会4本目となる値千金のホームランでした。

 

 第四試合は壮絶な幕切れ。桐蔭・柿木くんと育英・長谷川くんの息詰まる投手戦でした。8回に大阪桐蔭がもぎとった1点をそのまま守りきるか…と思いましたが、9回裏ツーアウトからの逆転劇。仙台育英の攻めの姿勢・勇気というのが勝敗に直結したように感じますね…。9回表1死1塁から大阪桐蔭はエンドランを仕掛けてサードゴロになりましたが、ここで併殺を完成してチェンジ。三塁手が迷わず二塁送球した勇気が素晴らしいですね。もしセーフになっていれば間違いなく大阪桐蔭に流れが傾いたでしょうし。そして、9回裏2死1塁から盗塁を仕掛ける勇気。アウトになれば即敗戦という極限の状態で仕掛けられたこと。仙台育英サイドのその勇気・積極性に脱帽です。

 敗れた大阪桐蔭も本当に紙一重の戦い。9回裏に若干受け身に回ってしまった分、勝敗を分けたようにも感じますね…。2年生でもタレント揃いの大阪桐蔭。次のチームでも全国制覇を十分に狙えると思います。

 

 

 

 

 

さて、これでベスト8が決まった形ですね。

 

 

 

その戦いは明日8時から行われます。

 

 

 

第一試合:三本松(香川) - 東海大菅生(西東京)

第二試合:天理(奈良) - 明豊(大分)

第三試合:広陵(広島) - 仙台育英(宮城)

第四試合:盛岡大附(岩手) - 花咲徳栄(埼玉)

 

 

という4試合。

 

上位にコンスタントに顔を出すチームが多いですが、天理以外は夏の甲子園初優勝を狙うというある意味”フレッシュな”顔ぶれになったように感じます。

 

学校初のベスト8となったのは三本松と東海大菅生。奇しくもその2校が相対しますし、どちらが勢いそのままにベスト4に進むのか…。興味深いところがありますね。

 

 

 

このベスト8ですが、打撃の良いチームが揃った印象ですね。

 

ビッグイニングが期待できる花咲徳栄・東海大菅生・盛岡大附、浜田くん・杉園くんという3・4番の明豊、初戦で1試合2発の神野くんが居る天理、そして大会4発の中村くんを擁する広陵。

 

そんな中で、仙台育英や三本松はチームカラーが少し違うところがあるのかな?と感じます。

三本松は好投手の佐藤くんが軸、仙台育英は爆発力こそないものの、仕掛けどころを分かっているかのような攻撃。

 

 

いずれにせよ、投手がどれだけ踏ん張るかで勝敗が決しそうな感じがしますね。

 

 

 

 

明日の今頃にはベスト4が決まっているでしょう。

 

 

どんな顔ぶれになるのか楽しみです。