ベスト8の戦いですね。

 

 

今日で、今大会の4試合日は終わり。

 

明日の休養日を挟んで土日で今年の日本一が決まります。

 

 

 

 

【第一試合】秀岳館 4-1 常総学院

常総 000 010 000 = 1

秀岳 011 002 00x = 4

 

【第二試合】明徳義塾 3-0 鳴門

明徳 010 200 000 = 3

鳴門 000 000 000 = 0

 

【第三試合】北海 7-3 聖光学院

北海 020 220 010 = 7

聖光 300 000 000 = 3

 

【第四試合】作新学院 3-1 木更津総合

作新 102 000 000 = 3

木総 000 000 100 = 1

 

 

第一試合。秀岳館が2本のホームランで先手を奪い、そのリードを3人の投手でつないで守りきりました。先制ホームランの天本くんは甲子園で6割越えと「打てばヒット」のような状態ですね。

常総は6回のエラー絡みの2失点が響きましたね…あそこで踏ん張れていれば、終盤の勝負に持ち込めていた可能性もありますし…。しかし、強打の秀岳館打線を4失点とはいえ5安打に抑えたのは素晴らしいと思います。

 

 

第二試合は明徳義塾が前半の3得点を中野くんの好投で守りきりました。13安打で3得点と、流れが向こうに行きそうな展開ですが、鳴門打線を3安打無失点に封じた中野くんのナイスピッチング。失策も1つ記録していますが、失点につながるものではなかったので、今後の試合でも乱れることはないかな…?と考えています。

敗れた鳴門は、粘る河野くんや継投した尾崎くんを援護できなかったのが悔やまれますね。明徳・中野くんを打ち崩せなかった印象です。しかし、公立校ながらここまでよく勝ち残ったと思います。胸を張って徳島に戻って欲しいですね。

 

 

第三試合は北海が3点のビハインドをものともせず逆転勝ち。エース大西くんの好投に、3回以外は毎回となる12安打で7得点。ロースコアの接戦をモノにできる辛抱強さもそうですが、打ち勝つことも出来る北海の打線も脅威ですね。

聖光学院は、得点圏に走者を何度も進めますが、あと1本が出ず初回以降は追加点が得られなかったですね。3回は連打もありましたし、8回はツーベースが2本出ながらも無得点。取れるところでもう少し加点できていれば、展開も変わってきたと思います。

 

 

第四試合はロースコアの接戦を作新学院が制しました。序盤に2本のホームランでのリードを今井君が守りきりました。125球での完投勝利、あとはどこまで体力がもつか…ですね。3番バッターの入江くんは大会タイの3試合連続ホームランとのことです。

木更津総合は早川くんを援護できなかったのが悔やまれます。4回の1死2塁というチャンスを生かしてまずは点差を詰めたかったですね…。終盤もチャンスを作っていますし、モノにできていれば…という思いがあります。

 

 

 

【準決勝の試合予定】

第一試合:作新学院 × 明徳義塾

第二試合:北海 × 秀岳館

 

第一試合は作新学院・今井くんを明徳打線が打ち崩せるか、また、明徳の投手陣が作新学院のクリーンアップをどう抑えるかが見ものになってくると思います。

 

第二試合は北海の大西くんのデキにかかってくるでしょうね。秀岳館の強力打線を北海がどう封じるか、秀岳館の投手陣を見ても多くの得点は望めないでしょうから、ロースコアの展開になると思われます。

 

どのチームも、明日の休養日を使ってしっかりコンディションを整えて欲しいですね。

 

良い試合になることを期待しています。