観月ありさと結婚した男【第三章】 | 憧れの『称号』を掴む時・・・/2:59

憧れの『称号』を掴む時・・・/2:59

走るオヤジ!
苦節2年、故障を克服し「第1回大阪マラソン」で完全復活!
次なる野望 ・・・ その称号を手にするまでの記録を綴る。

【第三章】

当初は、男同士、女同士という事もあり、どちらかといえば嫁がYちゃん寄りの見解を示していたが、それが過ちだと気づくのにそれ程時間は必要なかった。
しかも、大幅にK君をかばう様になり、Yちゃん的には『背水の陣』となったわけである。
それが更に彼女の気持ちを逆撫でする事にもなる。

Y :
「うちの家も狭いし、これから子供ができたらもっと狭くなるし、一軒家買おうよ!」

俺:
(”買おうよ!”ってお前... そんな簡単に。)

K :「そんな簡単に言うなよ。社宅は安いんやから、しばらく頭金貯めてからでえぇやん。」

俺:
(おっ 今日は強気やん。 ちょっとは手なずけたか)

嫁:「そうやん、もったいないやん。 うちなんか30年ローンで毎日切り詰めて大変なんやから。」

俺:
(もっ 申し訳ない...)

Y :
「そやけど、子供できたらあそこは無理やって。 場所も不便やし。」
    買い物だって、遠いもん。」


俺:「ほやしこないだ自転車買うたんちゃうん?」

Y :
「電動とちゃうもん!」

俺:
「・・・。」

嫁:「もし、家買うとしたら大阪で探すの?」

>>> ちなみにK君は某大手会社の社員で、当時大阪に勤務していた。
>>> 彼の会社の社宅は、JR沿線主要駅近くには大抵あり、大阪なら当然。
>>> しかし、彼女の実家が京都という事で、そちらが優先されたのである。

K :「いやっ 出来れば京都で・・・」

俺:
(おいおい、そこは譲ったらあかんとこちゃうん)

嫁:「それはちょっと可愛そうと違うん? 通勤大変やん」

俺:(そうだ! そうだ!)

Y :
「でもほらっ また京都に配属されるかもしれへんし(笑)」

>>> 数ヵ月後、彼から電話があった。


K :「来月、田辺に引っ越すねん。家買いました。」

俺:
(また、押し切られたのか... )

K :「あっ それと、今度転勤になってん。」

俺:
「京都か!」

K :「いやっ 神戸...」

俺:(本当にそれでいいのかョ... _| ̄|○  )

・・・ 続く

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