【銅像日記No.100】東京都の銅像(赤坂:勝海舟・坂本龍馬師弟像除幕式) | 銅像のススメ~めざせ次世代観光カルチャー~

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観光名所は二の次、「銅像」主体の紀行をテーマにしたブログです。
男の観光カルチャーであった「歴史見聞」「鉄道」も今や 「歴女」「鉄子」が出現するブームになっております。
ならば、銅像好きの女性「銅女(ドウジョ)」が生まれるようなブームを作り出しましょう

赤坂駅から5分程度の場所に 本日(2016/9/10)出来立てほやほやの偉人顕彰銅像が建立されました。

これもイケメン銅像と呼ぶに相応しい表情です。

除幕式開始直前の会場の様子です。

除幕式に参加させていただきました。

勝海舟・坂本龍馬師弟像を建てる会の名誉会長である ホッピーでお馴染みの

飲料メーカーの会長さん(石渡光一氏)の挨拶で除幕式が始まりました。

赤坂の歴史や勝海舟と坂本龍馬の話など面白い内容に引き込まれました。

銅像設置場所に移動し、いよいよ除幕式です。

※風で布が飛ばされフライングで銅像が見えてしまうハプニングはありましたが無事に終了。

  

除幕式を執り行なった主要メンバーが記念撮影です。

銅像を建てる会の幹部、赤坂区長や 勝海舟のひ孫、玄孫、坂本家十代当主、

銅像作家先生などです。

一段落して 勝海舟玄孫の高山みな子さんの講演です。

勝海舟を彷彿される(実際知りませんが・・)江戸っ子的なシャキシャキした口調で

非常に面白い講演でした。

改めまして 銅像紹介

勝海舟・坂本龍馬師弟像

場所:東京都港区赤坂 サンサン赤坂(勝海舟邸宅跡)

建立年月日:2016/9/10

作者:山﨑和國

山﨑先生は、長崎の風頭公園にある坂本龍馬像の作者です。

銅像の高さは、勝海舟1.6m、坂本龍馬1.9m

尊王攘夷思想であった坂本龍馬が開国派の勝海舟を斬りに赤坂の勝邸宅に訪れた際に、勝の先進的な思想に触れた龍馬は感嘆し、その場で弟子入りを懇願したという逸話があります。

 その逸話を元に師弟の銅像という事に決定したそうです。

この銅像にはもう一つこだわりがあるそうです。

二人の刀の鞘に注目してください。

刀を抜けないように紐で縛りつけています。

剣術の達人であるにもかかわらず決して刀を抜かなかったと言われている二人の不戦の誓いを表現しています。

二人の銅像の前の道は、赤坂サカスから六本木通りに出る坂道になっています。
視線のさらに向こうには、お台場を越えて太平洋になっております。

海に縁のある二人に相応しい立地場所と言えます。

式典でも 銅像を建てる会の会長さんが語っていましたが、この通りは将来

海舟-龍馬ストリートと命名される日が来るのではないでしょうか。

今回 銅像建立の募金にも参加しておりました。

石碑に当サイトの名前「日本銅像探偵団」が彫られております。

※7文字という制限があったため、「日本の銅像探偵団」になっておりません。

もしこの銅像を見る機会がありましたら、こちらもご確認ください!!

 

撮影日:2016/9/10