就職活動の際に学生が行く企業説明会、その逆バージョンが「学生説明会」。
企業が学生に自社のことを説明するのではなく、学生が企業に自身のことを説明(プレゼンテーション)する。
いわゆる学生と企業の新たなマッチングの形。
この会の目的やメリットはたくさんあるが、主なものは以下の3つ。
1、学生からなかなか注目されない企業も直接学生にアプローチが可能
2、学生自身は自分が知らなかった企業以外からも声がかかる可能性あり
3、互いのミスマッチを防ぐ
特に2については、学生さんたちはそれまでの生活の中で見たり聞いたりしたことがある会社しか知らないのが現状。
いわゆる B to C 企業しか知らない。
これは仕方がないこと。
ところが B to B 企業はなかなか学生さんの目には触れない。
というより、我々でさえ知らない会社はたくさんある。
もちろんそのなかで素晴らしい会社はたくさんあるわけである。
この「学生説明会」を2018年7月24日(火)に行った。
プレゼンターは9名、参加してくれた企業等は約20社、約30名。
※飛び入りもあったようなので、正確に把握できていない
小規模な会であったがなかなか評判は良かった。
報道関係の方も招き、当日の夕方にはローカルニュースで取り扱ってもらい、翌日には新聞にも載った。
この会を開催したきっかけは以下の通り。
------- きっかけ ---------------------------------
私の以前の職は専門学校の講師。
そこで学生の就職指導に10年以上従事し、学生自身の悩みや企業からの相談事を目の当たりにしてきた。
ある校内での企業説明会での出来事である。
学生が企業に向けての自己アピールをする中で、自分の趣味であるギターを披露したり、剣道の素振りをして見せる場面があった。
その後、彼らは企業ブースにて採用担当者から興味を持たれ、会社の説明そっちのけでギターや剣道の話で盛り上がっていた。
そこでは担当者も学生も笑顔で楽しそう。
その後、その会社を希望し、めでたく内定。
他にも同様の形で内定した学生がいたが、彼らの共通点はミスマッチが起こっていないこと。
このメカニズムは何なのか?
私なりに分析してみた。
彼らは企業との第一の接点が「自分の好きなこと」だった。
そしてそれが認められ、嬉しかった。
彼らにとって、会社の規模、業種や職種、各種条件等は「一番重要なこと」ではなかったようである。
つまり、キーワードは「承認」。
自分の好きなことや存在が認められると彼らは「承認欲求」が満たされる。
そうするとその企業に親近感を覚え、心を開き、聞く耳を持ち始める。
そこで初めて会社の規模、業種や職種、各種条件等に目を向け始め、興味を持ちはじめる。
もちろん各種条件も大事。
しかしそれを第一の接点としない所にこの会の大きなコンセプトがある。
「承認」は大きなアドバンテージで、その会社への興味につながる。
学生獲得のヒントはおそらくここにあると考る。
------- きっかけ 以上 ---------------------------------
ただし、これらはあくまで「仮説」である。
あくまで自己流の分析にすぎない。
反論や、いろんな意見もあって然りだと思う。
だからこそ今回、開催した。
まずは実際にやってみて多くのフィードバックを頂き、それを反映する。
そうしてよりよい会にしていく。
開催後、参加してくれた企業を自身の足で訪問してフィードバックを頂く。
そこで反省点や改善点がたくさん見つかるはず。
今後、それらを記述していく。