エニアグラムのダイナミクス | きゅ~じ~の自己発見ブログ

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ようこそおいでくださいました。当ブログでは主に初歩的な心理学、エニアグラムなどを通して、あなたの今の不安、不満を解決する手助けになるような情報を提供していきます。また、趣味がギターですので、ネタに困ったら(笑)そちらについても書くかもしれません。

 エニアグラムにおいて、基本的な性格のタイプというのは変化しません。ですから「この間診断したらタイプ1だったけど、今日診断したらタイプ4だった」ってことは本来は起こりません。もしそうなるなら、あなたがまだ自分に素直に慣れていないということが考えられます。もしくは、その診断リストに誤りがあるというぐらいですかね。しかし、エニアグラムのタイプは変わらなくても、性格というのは環境に合わせて変化していきます。





 性格の変化で有名なのは“ペルソナ”でしょうか。これはいわば“対外的な性格”のことを言います。職場においてふさわしいとされる性格を“無意識のうちに”演じていたり、好かれやすい自己を演出している状態です。なじみのある言葉では“世間体”といったあたりでしょうか。それに、なにか非日常的な経験(自己や病気、旅行など)をすることで性格が変化することもあります。ただこれらはあくまでも“後天的な”部分に関するところですので、“先天的な”部分や“人生のごく初期の経験”を重視するエニアグラムの性格タイプでは基本的に考慮しません。






 それでは、エニアグラムのタイプというものは不動のものなのでしょうか?確かに基本的なタイプは変化しませんが、各タイプはそれぞれ一定の法則で、タイプの性質を帯びて行ったり、性格と自己との一致を強めたり弱めたりします。それがいわゆる“ダイナミクス”です。エニアグラムの教えにおいても、“性格”は線化していくのです。






 次回からはこのダイナミクスについて詳しくお話していきます。





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