エニアグラムの分類ーホーナイの分類ー | きゅ~じ~の自己発見ブログ

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エニアグラムには先日お伝えしたセンターとは異なる分類があります。そのひとつがホーナイの分類です。





これは一言で言うなら、「自分の欲求を満たすためにどのような行動をするか」という分類方法です。センターには3種類の分類がありましたが、このホーナイの分類も3種類に分類しています。(実はエニアグラムと“3”という数字は密接な関係があるのですが、詳しくは別の機会に)





ホーナイの分類では、人が欲求を満たすためにとる行動を「主張」「追従」「逃避」と分けています。そして、各分類型と各タイプとの関係は以下の図のようになります。




主張型
 このグループには3、7、8のタイプが含まれます。このグループは文字通り、自分の欲求をストレートに表現し、やや悪い表現をすれば自己中心的な性格の持ち主です。このタイプは困難に直面した時に退いたり誰かの加護を受けることをせず、基本的には正面から立ち向かいます。行動原理としては、「私は~したい」といったことを中心に動いています。





追従型
 このグループには6、1、2が当てはまります。「追従」というのは誰かに従うというのではなく、自分の超自我、つまり「~しなくてはいけない」「~すべきである」といった自分の中の論理や道徳に極めて忠実であるということです。実際このグループに属するタイプの人は「~すべき」といったことを口にすることが多いと思います。このグループに属するタイプの人たちは、しばしば「自分を他者より上である」と感じます。なぜなら自分たちの言動は(本人からしたら)極めて理にかなっているものですから、(本人からしたら)自分の意見が正しいからです。そういった点では主張型より説得に苦労するかもしれません(もちろん人にもよりますが)。






逃避型
 このグループには9、4、5が含まれます。この「逃避」の対象は「他者」です。自分の欲求を満たすために一人になろうとします。しかもそれだけでは飽き足らず、自分の想像の世界へ「逃避」することもあります。こういった行動をとるのは、基本的に現実で起きていることは自分とは無関係であると感じているためです。パーティ会場で集団に入らず一人で飲み食いしてたり周囲をながめているような人はこのグループに属することが多いです(タイプ4の私も社交の場ではこのような行動をしてしまいがちです;)






個人的には、エニアグラムで自分がどのタイプか迷うときはおなじグループのタイプで迷うことが多いです(わたしもこの分類を知る前に自分のタイプを4、5、9で迷いました。見事な逃避型ですね;)。別のグループのタイプと迷うときは、まだあなたが自身のことをよく理解できてないと思ってください。どのグループかということがわかるだけでもある程度自分の行動パターンを改善できますので、皆さんも一度どのグループに属するか、一度検討してみてください。







↓参考文献です

エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)/角川書店
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