きゅ~じ~の自己発見ブログ

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ようこそおいでくださいました。当ブログでは主に初歩的な心理学、エニアグラムなどを通して、あなたの今の不安、不満を解決する手助けになるような情報を提供していきます。また、趣味がギターですので、ネタに困ったら(笑)そちらについても書くかもしれません。

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ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。先月から新しい職場で働きだしたのですが、前職とおなじく“人”を相手にする職ですので、今まで勉強してきた心理テクニックが大変役に立っています。そこで今回は、普段私が使っている、初対面の人に好印象を与えるテクニックを1つ紹介します。






恐らく一番私がお世話になっている心理テクニック、それは「相手に合わせる」ということです。「なんじゃそりゃ?」と思うかたもいるかもしれませんが、実は相手に好印象与える方法として、そして最終的に自分の要求を聞いてもらう方法としてこれほど重要な方法はありません。





販売員やコールセンターをやったことがある人なら、一度は「お客様目線で対応しなさい」と言われたことがあるハズです。この「お客様目線」というのが、私の言う「相手に合わせる」ということです。具体的な方法として、一つは相手の動作を真似るということです。相手が顔に手を当てたなら、あなたもさりげなく行ってください。相手がやや前のめりな姿勢なら、あなたもすこし重心を前に持ってくるといいでしょう。ただし、あからさまに真似てしまうと「この人私の真似をしている?」と不信感を持たれます。あくまでもさりげなく行ってください。また、直ぐに真似るのではなく、数テンポ遅れて真似をすればバレにくいです。それと、腕を組む、しかめ面をするなど、あなたに対して否定的な動作も慣れないうちは真似しない方が無難でしょう。





また、話し方をまねるのも効果的です。人は話すスピード、抑揚の付け方、言葉使いが近いと話していて安心感を得ます。都会に就職して方言がすっかり抜けた人でも、家族や地元の友人と話すときに方言が戻ることはよくあります。これは無意識のうちに、そういった安心感を得ようとしているためです。また、お客様相手に極力業界用語や専門用語を使わないようにするのもこのためだったりします。ただし、明らかに自分に敵意を持っていたり、話し方がかなり独特な人の話し方を真似るのはやめましょう。火に油を注いでしまいます。





そして、基本的に相手の言っていることに反論したり否定しないことです。違う意見を言う際も「確かにそういう意見もあるけど」など、真っ向から相手を否定しないようにします。信頼関係を築くまでは、極力相手の意見に同意してあげてください(ちなみにコレ、クレーム対応でよく使うテクニックでもあります)。





これらを上手く使えば、信頼関係を築くことはそう難しくありません。そして、相手はここで得た安心感を手放したくないと思っています。そうなればコッチのもの、徐々に自分のペースに持って行ってみてください。すると、相手があなたのペースに合わせてくれるハズです。相手があなたに合わすことに疲れてきたなら、再びあなたが相手に合わせてください。これを繰り返すうちに、相手はあなたに対して非常に忠実な人間になるかもしれませんよ?







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 エニアグラムでは本来のタイプの他に異なるタイプの性質を帯びることをお話しました。では、例えばタイプ1の人は、隣のタイプ9かタイプ2の性質しか帯びないのでしょうか?実はそんなことはなく、ウイング以外にも別のタイプの性質を帯びることあるのがわかっています。それがタイプの統合分裂です。






 統合とは、各タイプにおいて比較的ストレスを感じておらず、心が健常な状態を言います。各タイプがこのような状態の時、以下の方向のタイプの性質を帯びます。


統合の方向に向かうとき、タイプ1はタイプ7の、タイプ7はタイプ5の・・・といったタイプの性質を帯びます。例えばタイプ1なら、健全な状態にある時タイプ7の“あらゆる可能性へ挑戦する”性質を帯びます。これにより、普段のタイプ1の状態よりもより活発にチャレンジすることができるようになります。基本的に、統合の方向に向かうとき、その矢印の先の長所を帯びるようになります。






  分裂とは、各タイプが強いストレスにさらされるなどして、心が不健全な状態に向かうことを示します。この分裂の方向は、先ほどの統合の方向の逆方向です。つまり、タイプ1はタイプ4に、タイプ4はタイプ2に・・・といった方向に向かいます。基本的に、分裂の方向向かうとき、矢印の先の性格の短所を帯びるようになっていきます。







 この統合と分裂の方向を知ることによって、各タイプがストレスを抱えた時にどのような行動に出るかがわかるようになり、自分が破滅への道を歩んでいることに気づけるようになります。ある意味、自分がストレスを抱えた時にどのような行動をするか考えてみると、自身のタイプを判断しやすくなるはずです。





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 エニアグラムのダイナミクスで一番有名かもしれないのは“ウイング”の概念です。これは、各タイプは常に隣りのタイプの影響を受けるというものです。





 基本的に、エニアグラムにおいて各タイプの中間というのは存在しませんし、一人の人間が複数のタイプを持つというのもありません。ですから、“ちょうどタイプ1とタイプ2の中間のタイプ”というのは存在しないのです。しかし、例えば“タイプ2っぽいけど実はタイプ1”とか“パッと見た感じではタイプ4とタイプ5の中間っぽい人”というのは存在します。自分で性格タイプの診断を行った際にも、2つのタイプが同じくらいの可能性だったってことは十分あり得ます。というより、“純粋なタイプ○”というのは天然記念物のような存在です。






 これを説明するための概念が“ウイング”なのです。となりの性格タイプの特徴を借りることで、より様々な環境に対応できるようにします。





 基本的にウイングは隣のタイプのどちらか片方です(まれに両方のウイングを持つ人もいるようですが)。そう考えると、“基本的なタイプ+ウイング”という表記が可能になり、各タイプは全部で18通りのサブタイプに分かれることになります。例えば、基本的なタイプが4で、ウイングが5の人はタイプ4-5と表記できます。また4w5という表記もあるみたいです。






 注意していただきたいのは、ウイングは必ず隣のタイプであることです。ですからタイプ1-6というものは存在しません。






 このウイングがわかってくると、エニアグラムがより面白く感じると思います。御自身の性格タイプを探すとき、ウイングも考慮してみるとタイプ判別がしやすくなるかもしれません。






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