5月5日 | LONELY JACK KNIFE

LONELY JACK KNIFE

 日常のことから趣味の世界まで、思ったことをストレートに書いていきます。反論大歓迎(笑)。 アメンバーの申請は誰でも構いませんのでどうぞ。あと、コメントに関しては、アメブロ登録してないと、書き込めない設定になっていますのでご注意ください。

5月5日、蒲田へダイアモンドユカイを観に、このイベントへ行きました。













合間に休憩時間が入りましたが、4時間弱のステージは、ブルースカイオーケストラをバックに様々なシンガーが登場し、歌を披露するという内容でした。

それなりに有名な楽曲をセレクトしてくれてるので飽きずに楽しめました。



ユカイさんは2部、「ジャストアジゴロ」を会場後方から歌いながらの登場です。


いつかのディナーショーのような感じで通路を歩きながらステージへ。


いつものようにマイクスタンドを振り回すパフォーマンスも見せてました。


MC、そしてバンマスの奥田さんとのトークを挟み宣言通りの「夜霧よ今夜もありがとう」を。


この曲をやると言った時は場内がどよめいてました。


さすがにダイアモンドユカイ→ロックシンガーという流れは周知されてるからか、石原裕次郎への繋がりには少し驚かされたのかもしれません。


今回の客層は圧倒的に僕より上の方が多かったと思いますから。


隣と隣の隣さんでの会話が聞こえてきましたが、伊東ゆかりファンとか、マリーンファンと言ってましたし、右隣の(やはり年上)男性など、夜霧を歌い終えた時は「うわ~」とおそらく感嘆のうめき声を出してましたし。


まあ、席は満員とはなってませんでしたが、ジャズ等も好きな人達が集っていたであろう会場で、ユカイの歌声はかなり刺さったはずだと、僕は思いましたよ。


以降、伊東ゆかりさん、松崎しげるさん、由紀さおり等、昭和の歌謡スターも登場したし、ボサノバの小野リサさん、ラテンのアルベルト城間さん、芸人のぼんちおさむさん、そしてブルースカイオーケストラの演奏、または専属シンガーの歌、さらに高木里代子さんら中堅どころのジャズミュージシャンの演奏、さらに、齢90を越える重鎮お二人、ピアニストの秋満さん、クラリネットの北村さんらも登場。


素晴らしい演奏を聴かせてくれました。


テネシーワルツを歌った伊東ゆかりさんはデビュー70周年と言ってましたし、フランス公演を控えていると言っていた由紀さんは夜明けのスキャットからは55周年、童謡からいれるともっと経ってると話し、場内を沸かしてましたし。


松崎しげるさんもキャリア50年を超えていて、にも関わらず多分その日一番の声量だったと思いますし(笑)



さあユカイさん、70歳引退宣言、もういい加減撤回してくださいね(笑)



最後、ブルースカイオーケストラは今年創設90年という節目ということで、先代より引き継いだバンマス奥田さんは、万感胸に迫る思いがあったのか、涙を流していました。


テレビ番組では「必ず」といって良いくらいビッグバンドが歌手のバックを受け持っていた時代が昭和の終わりにかけてどんどん無くなり、挙げ句バブルが弾け、経費削減でバンドも活動の規模が小さくなる、解散も過ったような時代を奥田さんは経験してきたからこその涙だったんでしょうね。


僕もそこは感動しました。


アンコール的に出演者総出で「東京ブギウギ」を歌ってくれました。ユカイさんはブルースハープを小粋に決めていた。


本当の最後はブルースカイオーケストラの演奏で締めました。



それにしても一介のロックシンガーなはずのダイアモンドユカイは、このようなイベントもこなし、きっと斜に構える客もいたと思いますが、絶対に歌声やパフォーマンスは刺さってる筈だし、まさにファンとしては鼻が高かったです。


前日、中村あゆみさんとの共演だったユカイさんは、以前から言っていたあゆみさんとのユニット「KING&QUEEN」を継続させるようで、8月あたりにまたステージがあるようです。


とりあえず僕は次、宇都宮ですね。ダイアモンドシェイク。

カバーアルバムも入手出来るので楽しみです。