4月28日日曜日、渋谷のDUOへダイアモンドシェイク主催「ロックンロールカムトゥゲザーVOL.3」イベントに行った。
ゲストはベンジー。
ソロのバンドでの参戦です。
このイベントは3回目で、初回はツーデイズだったが(なので、計4回のステージ)僕は鮎川誠がゲストの時と、前回のヒーセがゲストを観て、今回で3回目となる。
ブランキーは90年代にライブは観てるし、シャーベットやシャーベッツもリアタイで聴いて凄い好きだったし、AJICOも聴いてたが、ブランキー解散後は特に積極的にはソロ作品は聴いて来なかったので今回はとても楽しみにしていた。
「小さな恋のメロディー」をSEとして3人が登場した時は、おお!と思ったし、ステージを観れば、変わらぬベンジーの世界が繰り広げられていて、メチャクチャカッコ良かった。そしてMCも面白かった。
アンコールセッションでもユカイとのトークでは、好青年な雰囲気だったし、シャケとユカイに挟まれ、はにかみながらも話してる姿は、末っ子感があり楽しかったよ。
その最後に「このライブを鮎川誠に捧げます」とユカイは天を見上げ言っていた。
事実、このコラボレーションが実現したのも、去年、鮎川誠追悼ライブにユカイ、シャケとベンジーが出演したのがきっかけだったわけだし、鮎川さんがこの3人を繋いでくれ、なおかつこのロックンロールカムトゥゲザーイベント、延いてはロックンロールそのものを継続させていってくれよ、とメッセージを送ってるのだと思ったからこその「捧げる」なのだと解釈しました。
振り返ってみれば初回は着座でマスク、発声禁止、入場者数も制限されていたようなコロナ禍での開催でしたが、今回はスタンディングで、客入りも過去最高だったろうし、ファンもそれぞれの思いの丈を言葉に出して、いつものようなライブスタイルになっていた。
この日のダイアモンドシェイクはツーマンということで曲数は少なかったけども(ネタバレなので一応書きませんが)、いよいよツアーも始まるということで、この後はワンマンだから、もっと曲数は増えるだろうし、ついにリリースされる「ロックンロール黄金狂時代」アルバムからのセレクトもあるはずだから、毎回内容の違うライブになると思います。(ユカイもそう言っていた)
そして、シャケとユカイのドキュメンタリー映画の撮影もされているようで完成が今から楽しみです。
そんなこともありモチベーションが上がっていたのか、ユカイもいつも以上に激しいボディアクションだった気がしました。
声の出力も凄かったし、ドラゴンフライでのパフォーマンス、今回のセレクト「悪魔を憐れむ歌」のハットなど、全てが完璧だった。
ユカイもきっとそれを実感してたようなノリが全身から溢れ出てたと感じました。
きっとユカイのステージを初見のベンジーファンにはかなりのアピールになったはず。
最後のセッションは、ベンジーからのリクエストということで、「20センチュリーボーイ」でした。
正解された方、おめでとうございます!!
そんなわけで、ツアーもとても楽しみになりました。
次の予定は5月5日、大田区で開催されるユカイ単独で出演するジャズイベントへの参戦となります。
そして、宇都宮でやるダイアモンドシェイクも行きますが、ついにそこで「ロックンロール黄金狂時代」アルバムを入手できます。
早く聴きたいぜ。