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合掌
いつもありがとうございます♪
前回に続き、大河ドラマ『光る君へ』を観て
思ったことです。
この時代の紙は簡単に使えるものではない
貴重品だったと思います。
でも平安貴族たちはその貴重な紙で日記を
書き残しています。
今のブログのような使い方をする人もいれば
エッセイのように書き連ねている人も。
ユネスコ記憶遺産に登録されている
道長の『御堂関白記』などは日々の出来事を
簡潔に書き残しています。
誤字•脱字•塗り潰し、さらには文法の間違い
などもあります。
でも道長さんは百人一首にも残るほどの
文才の持ち主です
まさか千年後に記憶遺産になるとは思わず
書きなぐりで日記•記録として書いたのでしょう。
。
道長さんの和歌の中でももっとも有名な句
『この世をばわが世とぞ思ふ望月の
欠けたることもなしと思えば』
と超ゴーマンな句を残していますが、
その句を書き残しているのが『小右記』です。
ドラマでロバート秋山さん演じる藤原実資が
残した日記です。
道長さんとは親しかったのでしょう。
ドラマ上でしょうが、
宮中の不満を妻にグチッ言っていたら
妻から
「日記に書けばよいじゃないですか。」
と言われ
「そうじゃ、そうじゃ日記に書こう」
と俄然元気になる場面がありました。
これは創作でしょうが、
日記は50年もの長きにわたるもので
道長の全盛期を間近で見てきた貴族で教養人です。
『この世をば〜』の道長の傲慢ともとれる
句を自分の日記に書き残しているほどです。
道長に対して批判的な気持ちがあったのかな?
若くは、ご意見番的な存在だったのかもしれません。
それがロバート秋山さんのちょっと笑える
演技に出ているような。。。
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