訪問ありがとうございますニコニコ
 
夫は度を超えたパワハラを受け適応障害に
休職し会社に残っても、いつまでも
パワハラは続くと判断し会社を辞めました。
 
その後どう生き抜いて来たかの記録です。
日々の生活やいろいろな思いを家族として
妻目線で公開させていただいています。
 
多くのコメント、フォローに感謝いたします。
 
※ブログは毎週火•木•土に更新しています
 

                                           合掌お願い

 

 

 

いつもありがとうございます♪

 

 

今回も漫画掲載できなかった

パワハラ裁判の続きを書いていきます。

 

裁判は3〜4年前の1年間の出来事です。

これまで書いていない部分を中心に公開します。

 

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎♡♡♡ ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎♡♡♡ ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎♡♡♡

 

間もなく公判は証人喚問へと進む事が

決まっていました。

 

アキオ側の守山弁護士は裁判官に証人喚問で

アキオへの精神的配慮をお願いしたようです。

 

一方、大竹は相変わらずアキオの誹謗中傷

だらけの反論書を再び提出。

 

この時点で裁判官は大竹には

アキオへの誹謗中傷と損害賠償の減額請求

以外、審議材料がないと判断したようです。

 

裁判官より

『審議を止め、判決ではなく和解をしてはどうか❓』

という提案が両方の弁護士に示されました。

 

和解時のお約束ですが、

両弁護士に現在の裁判官の心証が伝えられます。


心証は原告被告それぞれ個別に行われました。

 

アキオ側は裁判官、龍崎弁護士、守山弁護士の3人がテレビ画面でテーブルを囲みます。


この時裁判官はパワハラがあったことを認め

判決ならばアキオ側の勝訴を匂わせました。

一緒に裁判官の考える損害賠償金額の提示が

ありました。


しかしその額は請求の7分の1の額です。

あまりの額の少なさに弁護士2人は顔を見合せたそうです。

医療問題に疎い裁判官だったようで、

大竹側から次々に出される減額請求が

功を奏したのでしょう。


 大竹側弁護士にも裁判官心証が伝えられました。

あくまで守山弁護士の想像ですが

「このままいけば裁判負けるよ!和解してはどう?」

ということだったのではと。

 

裁判官心証を弁護士から聞いた負けず嫌いの

大竹は損害賠償金(和解金)の減額交渉も

上手くいっているし、

裁判で負けるくらいなら和解に応じてもよい

と判断したと思われます。


それに『裁判で負けた』というレッテルを

貼られるよりも『和解した』というほうが

聞こえが良いと見栄っ張り大竹なら思ったはずです。

 

アキオは『和解』にはかなり悩み迷いました。

『判決』を選べば勝訴するのはほぼ確実です。

しかし証人喚問を受けないといけません。

この証人喚問がアキオの精神を再び壊す恐れがありました。

 

さらに民事訴訟はほとんどが和解が占めて

いることをアキオもアヤも聞いて知っていました。

特に今回はパワハラ裁判です。

なおさらです。

裁判官から和解を言われることが多いのです。


裁判官からしたら

「そんなケンカに裁判所を巻き込むなよ」

というのが本音でしょう。

 

もし判決を選べばどちらかが控訴する

可能性があります。

裁判の効率を求められている地裁の裁判官は

控訴はさせたくないのです。


一旦和解で確定すれば控訴は出来ません。

さらに裁判官は判決文を作成する必要がなく

ひとつ作業が減らせます。

高裁・最高裁に持ち込ませないよう和解で

打ち止めにし、

自身の裁判官としての評価を高めたいのが本音でしょう。

 

そんな事はアキオも百も承知です。

ただ白黒つけられないことが悔しいのです。

 

ここで守山弁護士が

「ここで判決を選べば裁判官の心証は悪くなるでしょう。

裁判官にもよりますが、

損害賠償額を減らし判決を出す人もいます。」

さらに

「アキオさんは労災認定を得て大竹さんの

パワハラの牙を除く本来の目的は達成した

のではありませんか?」

 

守山弁護士のこの『本来の目的』という

言葉でアキオは迷いを断ち切ったようです。

 

双方は和解を受け入れることになりました。

 

しかし大竹という人間、

やはりここでも素直に和解に応じるヤツでは

ありませんでした。

 

(つづく)

 

 

ピッコマ 

1〜99話が掲載されています

1~5話無料

 

LINE漫画

最終話111 話が公開されています