合掌
いつもありがとうございます♪
NHKの大河ドラマ『どうする家康』が最終回
を迎え、いよいよ平安王朝絵巻の物語へ。
その紫式部を主人公とした『光る君へ』が
来年の1月7日よりスタートします。
『源氏物語』の作者の物語と思うだけで
私の心はワクワクです
『源氏物語』は学生時代に
谷崎潤一郎訳で読みました。
もう一度読み直しをしてみたいと思い、
実家の家じまいをするときに持ち帰って
いるのですが。。。
今だ『積んどく』状態。
どんどん年数だけが経過しています
『源氏物語』は時代が変わっても
女子(私にも少女時代があったのですよ)に
とっては夢の世界。
現代で言うところの宝塚の
華やかな舞台みたいなものかな?
そして和歌がたくさん挿入されているので、
意味はなかなか理解出来なくとも
美しい響きが心を癒してくれます。
でも『源氏物語』は全てが絢爛豪華で
華やかなものではありません。
人間味あふれる愛憎劇です。
嫉妬や生霊、イジメなど現代とそう大きく
変わりはありません。
そう言えば、宝塚も同じでしたね
読み始めて最初に驚いたのが、
光源氏の生母桐壺更衣(きりつぼのこうい)
の巻の時です。
桐壺更衣は絶世の美女で帝から大変な寵愛を
受けていました。
身分は更衣なのでかなり低いです。
部屋も御所の端の遠い場所。
それでも帝は遠い廊下を渡り足しげく通われます。
でもそこは嫉妬が渦巻く女の園。
多くの妃や側室が控える場所です。
彼女たちは一族の命運をも担っています。
その目的は、帝の子種を頂き男子を生むこと。
だから、そうそう一人の女性にばかり
うつつを抜かされては子なんてできません。
時は早いものです。
子を産む年齢を過ぎてしまいます。
そこに誰がやったかは書かれていませんが、
桐壺更衣の部屋に帝を渡らせまいと画策。
やったことが、桐壺更衣の部屋の前に
汚物(いわゆる糞尿)をまき散らしたのです。
ココ読んだ時、思わず平安絵巻のイメージが
ガタガタと崩れ落ちました。
中国王朝の後宮もすごいですが
物語とは言え、この糞尿まき散らし事件は
かなり衝撃でした。
その後、物語は光源氏の誕生へと入っていきます。
臣籍降下、元皇子で公卿としてバリバリ出世。
そしてお馴染みの女性遍歴の数々。
今や『源氏物語』は多くの作家さんが
現代語に訳されています。
漫画にもなっているようですね。
だから入り口はかなり広くなっていると思います。
物語の糞尿まき散らしは一旦忘れ、
もう一度読み直しをしたくなりました
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