夫が家にいるようになり、私はもうこれ以上録音が増えることはないからと安心してしまったようです
夫がパワハラの現場を録音してきた音声を文書化するスピードがかなり遅くなりました。
まだ弁護士さんを見つかっていないことが原因のひとつですが......
前回、期待していた無愛想な弁護士さんへの依頼を諦めた私達夫婦は、何の当てもなく探さないといけませんでした。
そんな時でした。
天は見捨てないでいてくれました。
夫を心配した大学の同窓生から、地元大手弁護士事務所でパラリーガルをしていた女性を紹介して頂きました。
今は全く違う仕事をされている方のようで、
『いきなり弁護士事務所に行くよりも、ひとまずその女性に話をしてみたら?』
と同窓生のアドバイスと心遣いがありがたく思います。
大手弁護士事務所=お金がかかる
というイメージがその時はあり、本当はあまり乗り気ではなかったのですが....
しかしその女性に会って先入観が大きく変わりました。
その元パラリーガルだった女性が担当した弁護士さんも同じ女性で、労務問題に詳しいとのこと。
そして大手ならではのやり方で、優秀なパラリーガルと専門性のある別の弁護士とチームを組んで対応に当たるとのこと。
訴訟になったら元パワハラ上司Oもこの弁護士事務所をいの一番に依頼先に考えるはず。
その前に押さえておいた方がいいとアドバイスを受けました。
夫と話し合い、弁護に必要な費用をホームページで検索して試算。
前回、依頼を見送った無愛想な弁護士さんより若干高めです。
夫はかなり迷っていましたが、私は夫に向かって
「裁判は勝たなきゃ意味がない!
わずか差の弁護費用をケチって負けましたでは、本末転倒!
取り敢えず紹介して頂いた弁護士さんに会ってみるだけみようよ!」
と口走っていました。
突発的災難による対策として、もう補正予算の私のヘソクリを放出するつもりでした。