「早く着替えなさい」

 

「宿題しなさい」

 

「言うこと聞きなさい」

 

「静かにしなさい」

 

「仲良くしなさい」

 

 

 

この「〇〇しなさい」

という命令口調

 

 

 

子どもをコントロールしたい

親(大人)の欲求の現れです

 

 

 

命令の意味を調べると

 

【命令とは上位のものが下位のものに対して

あることを行うように言いつけること】

 

と書いてあります

 

 

 

つまり

親子の間に上下をつけているということ

 

 

 

子どもを下に見てるんです

 

 

 

命令口調で威圧して

子どもを恐怖で従わせる

ということ

 

 

 

そう

 

「脅し」

 

 

 

どんなに綺麗ごとを並べても

脅しに変わりはないのです

 

 

 

子どもって

大人よりも立場的に弱いですよね

 

 

 

守るべき存在です

 

 

 

でも 立場が弱いことと

上下をつけることは

全く別物です

 

 

 

立場的に弱い者が

下というわけではありません

 

 

 

弱い立場のものに

あーしなさい!

こーしなさい!

 

こーしないと〇〇するよ!

 

 

例えば

 

遊びに夢中で

なかなか帰ろうとしない子どもに対して

 

「帰らないんだったら 置いていくよ」

 

 

ご飯を食べずに遊んでいる子どもに対して

 

「食べないんだったら もうご飯なしね」

 

 

脅しに脅しを重ねる

 

 

心当たりありませんか?

 

 

そこで反抗できる子もいるけど

反抗できない子も多い

 

 

 

子どもは親からのその言葉に

不安と恐怖を感じるのです

 

 

 

親のサポートが必要な子どもにとって

置いていかれること

ご飯を食べれないことは

生命の危機なのです

 

 

これは大げさではなく

子どもにとっては

そう感じられるということです

 

 

 

もちろんたいていの親は

そんなことを最初からするつもりもないことは

大人ならわかります

 

 

 

でも 子どもにとっては

そのくらい怖いことなのだ

ということです

 

 

 

親に命令されたら

子どもに選択はなくなってしまうのです

 

 

 

 

そしてだんだんと

自分で考えることを諦めていきます

 

 

 

 

じゃあどうすればいいかって

ことだと思いますが

 

 

子どもに何かを伝える時に

命令口調である必要はないですよね?

 

 

「◯◯しようね」

 

「◯◯しようか」

 

 

これでいいですよね?

 

 

 

こんな口調じゃ言うこと聞かないよ

と思うかもしれませんが

 

 

そもそも子どもを無理やり

コントロールしようとするのって

ダサくない?

 

 

 

自信のなさが現れてますよね

 

 

 

自分の都合だけで

子どもを全く尊重してないじゃないですか

 

 

 

子どものために

というかもしれませんが

 

本当に子どものためですか?

 

 

本当に子どものために

なっているのでしょうか?

 

 

 

子どもがどうしたいのかも尊重した上で

どうすればいいか考えます

 

 

 

なんでも子どもの言うことを聞け

ということではないですからね

 

 

 

「そっかー

あなたはこうしたいんだね」

 

と一旦子どもの今の氣持ちを

受け止めてあげます

 

 

 

その後に

あなたがどうしたいのかを伝えます

 

 

「そしたら

こうするっていうのはどう?」

 

という感じで

子どもの希望を聞きつつ

選択肢を与える方法をとります

 

 

 

そうすると子どもは

お母さんが自分の氣持ちを

大切にしてくれている

と感じるのです

 

 

 

そうして

親子の信頼関係が育まれ

命令なんてしなくても

お互いを尊重しあえる関係性が

形成されてゆきます

 

 

 

なかなか難しいときも

あるかもしれません

 

 

 

わたしも

余裕がない時や

エネルギーが枯渇している時は

望ましくない言葉を

使ってしまうことはあります

 

 

 

もしそうであっても

必ず落ちついてから

フォローしますし

 

 

信頼関係があれば

そのくらいは

さほど影響ありません

 

 

 

ですので

完璧にやろうとする必要はないのです

 

 

 

親子の信頼関係こそが

とても大切なのですおねがい

 

 

 

 

ちょっと前の話なんですけどね

 

娘が機嫌を損ねグズグズしだしました

 

わたしも自分がイライラしてきたのを

感じました

 

 

 

このままいると怒りの感情を

娘にぶつけてしまうので

まずは一旦その場を離れました

 

 

 

そして

面白いことを思いついたのですひらめき電球ひらめき電球

 

 

「ちょっときて〜!」

と娘を玄関に導いて

 

「走りに行くよ!」

と突然娘を連れ出し走りに行きました

 

 

夜の道を

二人で飛び跳ねたりしながら走りました爆  笑

 

 

わたしの突然の提案に

驚きながらも

すっごく嬉しそうに笑い出し

一瞬でご機嫌になりましたよウインクグッド!

 

 

 

イライラをぶつけることなく

お互いの感情を昇華することができましたキラキラ

 

 

 

その時どんな行動をとるかって

かなり重要なんです

 

 

 

もしわたしがそのまま怒りをぶつけていたら

状況は悪化し

わたしは「あー やってしまった・・・」と

罪悪感に苛まれていたでしょう

 

 

 

でも

このようにちょっと違う行動をとると

お互いに氣分がよくなるだけでなく

信頼も蓄積されます

 

 

 

子どもに申し訳ないと思いつつ

ついつい怒ってばかりいるなと言う人は

ちょっと行動を変えてみることを

実践してみてくださいビックリマーク

 

 

 

怒っても信頼は蓄積されませんからね〜

 

 

 

 

最後に面白いものを紹介しますねラブラブ

 

 

先日わたしの母が

娘にこんな本を贈ってくれましたプレゼント

 

 

『水からのでんごん こどもばん』

 

 

 

 

上の写真をみてください

 

「しようね」という言葉と

「しなさい」という言葉を

それぞれ伝えた水を凍らせて

結晶をみたそうです

 

 

すると

 

「しようね」と伝えた方は

綺麗な結晶ができ

 

「しなさい」の方は

崩れてしまっています

 

 

恐怖を感じたような

心が崩壊しているようにも見えます

 

 

人の体は70%〜80%くらいが

水でできていると言われています

 

 

子どもの水分割合は特に高いそうです

 

 

と言うことは

伝える言葉がどんな影響を与えるかが

この水の結晶からもわかりますよね

 

 

ちなみにこの実験は

何度やっても同じ結果が出たそうですよキラキラ

 

 

 

面白いですね〜チュー

 

 

 

さぁ あなたは今日から子どもに

どんなふうに伝えていきますか?

 

 

 

 

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