撮影に慣れていないモデルさんでも安心してできる手を使ったポーズは、手をどの位置に置くかが重要になる。

例えば手をレンズの前に近づけて組むと位置しだいで手が大きく写ってしまう。
体を前に引きぎみに出してフレームの隅に収めると良い。

口元に手を当てるポーズは、かわいいらしさを強調する時に有効だが、顔を覆い隠してはいけない。左右のあごにつけるなどの工夫が欲しい。(隠す意図がある場合はこの限りでない)

頬杖の向きには注意をして欲しい。頬隠さないようにし手が強調されないようにすると優しさと可愛いらしさを出すようにする。

これらは基本パターンでいろいろ応用があると思う。

このように手をひとつ置く位置でも重要な働きをする。邪魔にならない手の位置を常にこころがけよう。
前回は『目線』が大事ことを述べたが、具体的に効果的に使うにはどうしたら良いだろうか?

『目は口ほどにものをいう』ということわざがあるが、『ポートレート』撮影で目線をどう扱うかは、『作品』を大きく左右するポイントのひとつである。

単純にいえば『目線あり』『目線なし』のどちらかだが、これを間違うと『作品』の意味するところが大きく変わってしまう。

『目線あり』は目をカメラのレンズを見ることであり、こちらに語りかけるような感じになる。

『目線なし』は目線が上向きの場合は、明るく外交的な印象を受ける。

『目線が下向きの場合』は寂しい印象を受ける。(気持ちを抑えたい時に効果がある。)

慣れないうちは最初は上向きと下向きの印象の違いを理解しておくだけで良いと思う。

同じ『目線あり』でも顔が正面のときとななめに向いているときがあるのはいうまでもない。

〔参考及び引用文献〕
フォトテクニック4月号付録
『デジタル一眼レフで女の子をかわいく撮る方法』
前回『顔』の写す角度を考えようと提案し『喜怒哀楽』を顔で表現しようと提案した。

ポートレートの写しかたには、『アップ』『バストアップ』『全身』などいろいろの写しかたがあるが、意識的に後ろ向きに写さない限り100%『顔』がはいり、顔で『喜怒哀楽』を表現しなければならない。

顔で『喜怒哀楽』を表現する時『目』の表現により半分以上決まると言っても過言ではない。例えば悲しい表情をする時悲しい目を表現すると顔全体が悲しい表情になってくる。

「目力」をつける
プロのモデルさんの写真を見てみると目で何かを語っている。これを私は目力と呼んでいる。

さてどのように研究するかだがドラマや映画の俳優の顔を参考したらどうだろうか??

図書や雑誌、他のサイトの作例写真なども参考になる。

本来はここに作例写真を載せられれば1番良いのだがモデルさんや事務所の許可をとらなければならないのでご了承願いたい。