今あるお酒がなくなった。だから、これを機に断酒したいと思う。


ここ数日、私は7%の350ml缶を1日に3〜4本飲む生活になっていた。


退院した直後は、不思議なくらいお酒を飲みたいと思わなかった。「もう飲まなくても大丈夫かもしれない」そんなふうに思えていたのに、最近は毎日のように飲んでしまっている。


理由は単純だ。現実から少しでも逃げたいから。最近はメンタルの調子もあまり良くなくて、朝から重たい気持ちを抱えたまま過ごす日が増えた。


その苦しさを少しでも誤魔化したくて、お酒に手が伸びる。


でも、本当は分かっている。このままじゃ良くない。


私は以前、アルコール依存症になったことがある。その時は「レグテクト」というアルコール依存症の治療薬まで飲んでいた。もうあんな状態には戻りたくない。


なのに、気づけばまた毎日飲んでいる。


しかも最近は、お酒を飲んでも何も変わらない。


耐性がついたのか、酔った感じもしない。昔は3%のお酒を少し飲んだだけで顔が真っ赤になっていたのに、今は7%を何本飲んでも平気な顔をしている。それが少し怖い。


私はもともとお酒に強い体質ではない。


膵炎にもなったことがあるし、医者からも「アルコールはできるだけ控えてください」と言われている。だから毎日飲む生活が良くないことくらい、自分が一番分かっている。


前の記事でも書いたけど、最近は寝る前にお酒を飲まないと「今日も眠れないんじゃないか」という不安に襲われる。そのあと眠剤も飲んでしまう。本当はこの組み合わせが危険なことも知っている。


知っているのに、やめられない。


それが依存なんだろうなと思う。


だから、今あるお酒がなくなった今日を一区切りにしたい。


断酒したい。


そう思っている。


でも正直、自信はない。明日になったら、またスーパーで缶を一本だけ買ってしまうかもしれない。


「今日だけなら」……そんな言い訳をしてしまう自分が、もう頭の中にいる。私は今、その自分と毎日戦っている。勝てる日もあれば、負ける日もある。


この戦いがいつ終わるのかは分からない。ただ、終わりが見えないことだけは、よく分かっている。