高橋 美優 R.シューマン/幻想曲 ハ長調 Op.17 第1楽章(第12回東京国際ピアノコンクール本選)
2025年12月13日(土) 横浜みなとみらいホール・小ホール
第12回東京国際ピアノコンクール本選
高校3年生の部 第5位
高橋 美優
■R.シューマン/幻想曲 ハ長調 Op.17 第1楽章
基本情報
- 作品名:R.シューマン《幻想曲 ハ長調 Op.17》
- 対象:第1楽章
- 性格:自由な幻想性、内面的な情熱、ベートーヴェン礼讃の気分
- 背景:もともと第1楽章は1841年に「ピアノと管弦楽のための幻想曲」として書かれ、のちに3楽章構成の《幻想曲》へまとまりました。
R.シューマンの《幻想曲 ハ長調 Op.17》第1楽章は、ベートーヴェンへの敬意とクララへの思いが強く重なった、非常に感情の振れ幅が大きい楽章です。聴きどころは、冒頭の静かな独白のような始まりと、そこから徐々に熱を帯びていく流れにあります。第1楽章だけでも、かなりドラマ性の強い音楽ですよ。
- この楽章は、単純に「協奏曲の第1楽章」として聴くより、詩のように流れる独白として聴くと入りやすいです。
- 冒頭でいきなり派手に展開するのではなく、ため息のような旋律が少しずつ熱を持つのが魅力です。
- シューマンはベートーヴェンを強く意識していたので、曲全体に崇高さと個人的な感情が同居しています。
楚楚として 赤く上向く 曼珠沙華 永野七梟
