【世界史から明治維新を見る】「国民国家」とは何か|西南戦争の終結=明治維新ではない|大日本帝国完成まで|米国は常に中国を見ている|日本と朝鮮は合わせ鏡|明治維新が伝える“現代への教訓”【加藤聖文】
〈番組概要〉
独自の視点で歴史を紐解く「+HISTORY」。今回は、駒澤大学文学部教授の加藤聖文さんをお招きして「世界からみた明治維新とは何だったのか」をテーマにお話を伺います。
加藤さんは3月、『世界史の中の明治維新 なぜ日本は「帝国」を目指したのか』(SB新書)を上梓されました。「明治維新」と聞くと西南戦争(1877年)までをイメージすることが多いですが、本書では1910年の韓国併合までを明治維新として扱い、「大日本帝国」誕生までの過程を世界史の動きとともに描いています。
今回は本書をもとに、明治維新を世界史の視点から読み解いていきます。

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『世界史の中の明治維新 なぜ日本は「帝国」を目指したのか』(SB新書) https://amzn.asia/d/03K4yYHs
〈目次〉
00:00 オープニング
02:33 明治維新は韓国併合まで?
05:18 国民国家の形成要素
06:36 黒船来航の目的
11:24 より重要な意味を持つ「アロー戦争」
14:30 世界史の視点から見る日清戦争
22:08 日本と朝鮮との価値観のずれ
28:06 日露戦争以降の日米中の関係性
32:05 明治維新とは切り離せない「朝鮮半島」
35:28 日本の国民国家成立から学ぶべきこと
〈ゲスト〉
・加藤聖文|駒澤大学文学部教授
1966年生まれ。早稲田大学卒業後、大和証券勤務を経て早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程単位取得退学。国文学研究資料館助手、人間文化研究機構国文学研究資料館准教授などを経て現職。専門は日本近現代史・東アジア国際関係史・歴史記録学。『「大日本帝国」崩壊 東アジアの1945年』『海外引揚の研究 忘却された「大日本帝国」』など著書多数。
〈MC〉
・山下覚 |文藝春秋PLUS編集部
1989年、東京都杉並区出身。慶應義塾大学商学部商学科卒業後、2012年4月にダイヤモンド社入社。書籍編集、広告営業に従事し、2019年4月に文藝春秋に中途入社。ノンフィクション出版部、月刊「文藝春秋」編集部を経て現職。趣味はブラジリアン柔術。