Bach - Oboe concerto in D minor BWV 1059R - López Paz | Netherlands Bach Society
Bach: Oboe Concerto in D minor, BWV 1059R
演奏:López Paz(オーボエ)、オランダ・バッハ協会
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5:39 Movement 2
9:31 Movement 3
ネザーランド・バッハ協会について
オランダ・バッハ協会は、バッハ作品を古楽器で本格的に演奏する団体で、
YouTube でバッハ作品を高音質・高画質で公開していることで有名です。
Bach: Oboe Concerto in D minor, BWV 1059R
バッハのオーボエ協奏曲の中でも、BWV 1059Rはちょっと特別な存在ですよ。
BWV 1059R「オーボエ協奏曲 ニ短調」は、バッハ自身の自筆で完全な協奏曲が残っているわけではなく、研究者や演奏家が「復元」した作品です。
もとになっている主な材料は次の二つです。
チェンバロ協奏曲第8番 ニ短調 BWV 1059 の、わずか9小節だけの断片
カンタータ第35番「Geist und Seele wird verwirret」BWV 35 の冒頭シンフォニアなど
このカンタータのシンフォニアが協奏曲楽章そのものの性格を持っているため、「もともとはオーボエ協奏曲だったのではないか」と考えられ、それを手がかりに協奏曲として再構成した版が BWV 1059R です。
一般的な BWV 1059R の版は、バロック期の協奏曲の定型にならって三楽章構成になっています。
第1楽章 Allegro
カンタータ BWV 35 のシンフォニアをもとにした、推進力の強いニ短調の快速楽章です。
第2楽章 Adagio または Siciliano
ここには、アレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲ニ短調のアダージョ(バッハが編曲した鍵盤曲 BWV 974 版)を置く版がよく使われます。
第3楽章 Presto
これも BWV 35 のシンフォニア楽章をもとにした、跳躍や分散和音が印象的な終楽章です。