デモクラシータイムス【ここがききたい】田中均さん  参院選の争点:対米従属から自立へ | 七梟のブログ

七梟のブログ

気まぐれ

参院選の争点:外交 日本には力がある「梃を手に入れる」~対米従属から自立へ(田中均さん)【ここがききたい】20250627 田中均さん

 

 

日本のグローバルな外交を目指していた元外務審議官の田中均さん。安倍首相を始め実力政治家に臆せず意見する官僚として、嫌がられ煙たがられもしましたが、その信念に基づく行動には一本筋が通っていました。
世界はグローバル化の波に洗われ貧富の差が激しくなり、どの国も内と外に敵を作って攻撃し喝采を浴びる政治が蔓延しています。日本を見れば、アジア太平洋諸国との協働の中でアメリカと協調しながらも飲み込まれない日本をつくるという外交は、2012年以降、インド太平洋の側からアメリカと一体化してアジアに対抗する外交に転換しました。その結果が、いまの日米一体化と異論の言えない米国一辺倒化です。それが日本の立場を弱体化させ、国の進路を自ら決める力を失わせているのではないでしょうか。
右翼に自宅に爆弾を仕掛けられ右派政治家からはそれが当然だとまで言われながら、田中さんが考え続けてきた日本の外交、そこから見るこれからあるべき政治はなにかをお聞きしました。
田中さんの持論には、日本の市民リベラルには飲み込みにくいところもあります。たとえば、日本の自立のために日米安保・地位協定の改定と憲法改正を将来検討すべき課題だという点や人気取りに奔走せずに大きな政治の方針を決めるためには大連立が必要だという提案です。さらにその中身をじっくりうかがいたいところですが、今回のお話もじっくりかみしめると私たち自身の考えを深める契機となるはずです。

2025年6月27日 収録

.....................

 

 

 

田中 均(たなか ひとし、1947年1月15日 - 78歳)は、日本の外交官。公益財団法人日本国際交流センターシニア・フェロー、日本総合研究所理事長。

北米局北米二課長、アジア局北東アジア課長、英国国際戦略研究所研究員、在連合王国日本国大使館公使、総合外交政策局総務課長、北米局審議官、在サンフランシスコ日本国総領事、外務省経済局局長、外務省アジア大洋州局局長、外務審議官(政務担当)などを歴任した。

アジア大洋州局長時代に北朝鮮と秘密裏に交渉し、2002年の日朝首脳会談を実現させた。