大規模修繕の罠 〜暴かれる談合 公取委 主要30社に“ガサ入れ”【狙われるマンション】20250611
建物の老朽化と住民の高齢化=「ふたつの老い」が進む分譲マンション。
その弱みにつけこみ、外壁補修など大規模修繕のために積み立てたお金をかすめ取ろうと狙う輩がいる。
今春、公取委は、施工会社約30社に「談合」で工事費水増しをくり返した容疑で、立ち入り検査(ガサ入れ)。パソコンや携帯をすべて押収し、全容解明を進める。談合には、住民の管理組合との間に入って仕切る設計コンサル(一級建築士)や、管理会社への「リベート(謝礼)」がつきもの。工事費には10~20%のリベートが上乗せされるとも。ガサ入れされた施工会社から、突然、「工事業務を辞退します」と告げられ、途方に暮れるマンション。談合が疑われる設計コンサルに工事費見積りの根拠を質すと、内容証明を送りつけられ、脅された(⁈)マンション住民……。
マンション業界の裏も表も知る専門家を招いて、縦横に語り合う新シリーズです。
2025年6月11日 収録