ヘンデル:ハープ協奏曲 変ロ長調 HWV294a (ジュリア・ラヴィンスキー) - ハープ演奏 | 七梟のブログ

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気まぐれ

Julia Rovinsky plays Harp Concerto by Handel

 

 

George Frideric Handel. Harp Concerto in B-Major. Julia Rovinsky (harp), The Israel Camerata Jerusalem, conductor- Avner Biron
Live from Jerusalem, May 2023

 

 

ハープ協奏曲 変ロ長調 HWV294aは、1736年に初演されたゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル作曲の独奏ハープのための協奏曲。世界最初のハープ協奏曲である。

全3楽章。独奏楽器をオルガンに変えた別稿もある。

 

 

ヘンデルの協奏曲・合奏協奏曲の多くは、舞台作品を上演する際に幕間の余興として演奏するために作曲されたものである。

本曲も頌歌『アレクサンダーの饗宴』がコヴェント・ガーデン劇場で1736年2月19日に初演されたとき、一夜の出し物としては短すぎるため、同時に初演するためにハープ協奏曲、合奏協奏曲ハ長調「アレクサンダーの饗宴」HWV318、イタリア語カンタータ『チェチーリアよ、まなざしを向けたまえ』HWV89、オルガン協奏曲ト長調HWV289の4曲を作曲したものである。ただしハープ協奏曲は幕間用ではなく、頌歌の本編に組みこまれて演奏された。

1738年に出版された『アレクサンダーの饗宴』の出版譜にはこの協奏曲は含まれていないが、第1部のレチタティーヴォ「いと高く座したるティモテウス」(Timotheus, plac'd on high)の後に「ハープ、リュート、リリコード、その他のための協奏曲」が置かれており、本曲のことと考えられる。このレチタティーヴォはティモテウスのリラ演奏の様子について歌っており、ハープ曲が演奏されるのは歌詞と合っている。