【渡邊涼太】絵の具を削り、色を重ねる―破壊と創造の痕跡を同時に画面に残す独自の手法 | 七梟のブログ

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【OPEN THE DOOR】絵の具を削り、色を重ねる―破壊と創造の痕跡を同時に画面に残す独自の手法【注目のアーティスト・渡邊涼太】

 

 

 

アートが生まれる『場』に出会う【OPEN THE DOOR】。ギャラリーやアトリエなど、アートが生まれる現場をご紹介いたします。

 

【GUEST】 渡邊涼太

 

00:00 オープニング 

00:35 制作の技法・プロセスについて教えてください 

02:17 現在の手法を選んだ理由とその意図 

03:17 今回のモチーフ・展覧会の コンセプトについて教えてください 

04:35 展示構成のポイントは? 

05:29 絵画を始めたきっかけは? 

07:19 インスピレーションの源について 

08:46 今後の展望 

09:47 今後の予定

 

 

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◾︎渡邊涼太

1998年 埼玉県生まれ
2021年 東北芸術工科大学芸術学部美術科 卒業
2023年 東京藝術大学大学院油画第六研究室 修了

渡邊涼太は、2023年に東京藝術大学大学院美術研究科にて修士課程を修了後、東京を拠点に作品を発表しています。渡邊は、筆で純粋に描く行為と、自身で作成したカッターナイフ等を用いた道具で絵の具を載せて削るという破壊行為を一つの画面で行い、画面にそれらの痕跡を残しながら、作品を制作しています。渡邊は、絵画が絵画たりうる根源を追い求めると同時に、時代の鏡面としてのポートレートや風景を描いています。渡邊の絵画技法は、筆跡の生々しさ、濃厚さを漂わせるルシアン・フロイドや要素を削ぎ落とし本質に迫ったアルベルト・ジャコメッティなどの実存主義を踏襲し、現代のアプローチへと転換し、キュビズムに通ずる絵画史の更新へ挑戦しています。

主な個展に、「Horizon」(ロイドワークスギャラリー、東京、2021年)。
主なグループ展に、「ART FAIR ASIA FUKUOKA」(SOM GALLERY、福岡、2023年)、「DOOMs」(SOMGALLERY、東京、2023年)、「SO」(HIRO OKAMOTO、東京、2023年)、「1998」(GALLERY ROOM・A、東京、2022年)、「One Art Taipei 2022 藝術台北」(The SherwoodTaipei、2022年)などある。
主な受賞歴に、「One Art Taipei」TOP 10十大亮點作品(2022)、「WATOWA ART AWARD 2021 」小橋賢児賞、六花亭主催・中村内美術村企画公募「二十歳の輪郭」最優秀賞(2018)などがある。

■ご紹介した展示情報はこちら!
「Reflection (Times)」
会期:2024年8月3日(土)〜2024年8月25日(日) ※月火曜休廊
時間:13:00~19:00 (水–日)
会場:SOM GALLERY
住所:東京都中央区日本橋横山町4-9 birth 5F
HP URL:https://somgallery.com/exhibitions/re...)

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渡邊涼太 「Reflection (Times)」 (SOM GALLERY) |Tokyo Art Beat