ジャズ喫茶バリレラ オススメの1曲 Pat Martino「Along Came Betty」 | 七梟のブログ

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ジャズ喫茶バリレラ オススメの1曲 No.793 Pat Martino「Along Came Betty」

 

 

パット・マルティーノ。MUSEレーベルから、数々のリーダーアルバムを出すマルティーノの第1作。1980年代、脳の病から記憶を失う困難を乗り越え、復活した後も精力的にリリース。時代を見渡した時、彼が最後のジャズギタリストと思う。

 

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ジャズ速弾き3大ギタリストの一人、パットマルティーノ。異常なまでの完璧主義者であり圧倒的なテクニックの持ち主。ジャズ名門レーベル「Muse」に残した1974年録音の名作。
驚異的な速弾きが聴けるコルトレーンのカバー「Impressions」、そして激烈にカッコ良い「Consciousness」等、度肝を抜かれる名演揃い。

A1 Impressions
A2 Consciousness
A3 Passata On Guitar
B1 Along Came Betty
B2 Willow
B3 On The Stairs
B4 Both Sides Now

Bass – Tyrone Brown
Drums, Percussion – Sherman Ferguson
Electric Piano – Eddie Green
Engineer – Tony May
Guitar – Pat Martino

 

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Pat Martino - Impressions

 

 

Pat Martino - Consciousness

 

 

Pat Martino - Passata On Guitar

 

 

Pat Martino - Along Came Betty

 

 

Pat Martino - Willow

 

 

PAT MARTINO - ON THE STAIRS- (CONSCIOUSNESS)

 

 

Both Sides Now

 

 

 

ジャズ・ギタリスト、パット・マルティーノで逝去。その功績を辿る

パット・マルティーノ(Pat Martino、1944年8月25日 - 2021年11月1日 )は、アメリカ合衆国のジャズギタリスト、作曲家である。

ジャズの中でも特に、ポスト・バップ、フュージョン、メインストリーム・ジャズ、ソウル・ジャズ、ハード・バップ等のジャンルで活動していた。

 

マルティーノは、1944年にパット・アッツァーラ(Pat Azzara)としてアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアに生まれ、父(Carmen "Mickey" Azzara)の影響で音楽に興味を持ち、12歳でギターを始め、15歳からプロとして活動を始めた。初期の活動やレコーディングには ウィリス・ジャクソン(サックス)やエリック・クロス(サックス)、ほか多くのジャズ・オルガン奏者(ジャック・マクダフ等)との共演がある。

マルティーノは1976年に脳動静脈奇形による致命的な脳動脈瘤で倒れ、1980年に手術を受けた結果、ギターとこれまでの音楽的キャリアの記憶を無くしてしまった。その後、親族の支えやコンピュータによる補助、さらには彼自身のこれまでのレコーディングを聞くことで、以前の記憶を回復することができたと語っている。

その後、インタビューで記憶が回復する経緯の真相を語っている。

1987年にレコーディングされたアルバム『バック・イン・ニューヨーク - ライブ・アット・ファット・チューズデイズ』でマルティーノは活動を再開。2004年には『ダウン・ビート』誌の「Guitar Player of the Year」を獲得、2007年にはワールド・ツアーを実施した。

1995年に京都で出会った日本人女性、アヤコ・アサヒ・マルティーノと結婚。

2018年、慢性呼吸器疾患のため、演奏活動停止。

2021年11月1日、死去。77歳没。