町山智浩『密輸 1970』を語る | 七梟のブログ

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気まぐれ

映画『密輸 1970』予告編60秒

 

 

(石山蓮華)そして町山さん、今日はなんでしょうか?

(町山智浩)今日はですね、今年見た映画の中で『チャレンジャーズ』と並んで……。

(石山蓮華)ああ、そうだ。でか美ちゃん、『チャレンジャーズ』を見てきたんですよね?

(でか美ちゃん)なんか町山さんが「今年一番面白い」って言ってるのを見逃しちゃってるのはよくないと思って『チャレンジャーズ』を昨日、見に行ったら今日、町山さんが「今年一番を紹介する」って言っていて。「あれ?」みたいな(笑)。いや、『チャレンジャーズ』は本当、面白かったです。

(町山智浩)同じぐらい面白いよ(笑)。

(でか美ちゃん)本当に面白かった。男女の……「男女」というか、なんか人間の愛というものをすごいさっぱりスポーツで描くっていうね。なんか、あんま見たことない映画で。めっちゃ面白かったですけど。その『チャレンジャーズ』に並ぶぐらい?

(町山智浩)それと並ぶ面白さですよ。今日、紹介するのはですね、再来週の7月12日から日本公開の『密輸1970』という韓国映画です。はい。これね、『密輸1970』っていうとなんかちょっと重そうじゃないですか。でも、ものすごい痛快な海女映画です。

(でか美ちゃん)海女映画っていうジャンルがあることを今回の資料で初めて知りました。

(石山蓮華)私もです(笑)。

 

(町山智浩)「あま」っていうと、髪の毛を剃った尼さんじゃないですけども。海女ですね。海に潜って貝とかウニとかアワビを取ったりする人ですよ。で、海女さん映画っていうのはひとつのジャンルがあるんですよ。昔からあって。ソフィア・ローレンというイタリアの名女優がいるんですけども。その人は元々、海女映画で。『島の女』っていう映画で世界的スターになってるんですよ。この1957年にソフィア・ローレンが海女映画『島の女』に出てから、全世界で海女映画がたくさん作られるようになったんですよ。

 

(でか美ちゃん)へー! やっぱりちゃんとブームって、海女さんでもガーッと広がるんですね。

(町山智浩)これね、具体的な理由ははっきりあって。それは海中撮影ができるようになったからです。

(石山蓮華)ああ、なるほど。画として、新しかったんだ。

(町山智浩)ゴジラの第1作目があるじゃないですか。あれを作った本多猪四郎監督っていうのは元々、日本で最初の海中撮影の技術者だったんです。

(でか美・石山)へー!

 

7.12(金)公開『密輸 1970』公式サイト

町山智浩さんが2024年6月25日放送のTBSラジオ『こねくと』の中で韓国映画『密輸 1970』を紹介。「今のところ、2024年のNo.1映画だ」と話していました。

 

町山智浩 映画『密輸 1970』2024.06.25

 

 

『密輸 1970』(原題:Smugglers)
劇場公開日:2024年7月12日
◆海を舞台に巨額の金塊を巡って繰り広げられる騙し合いの行方を実話に着想を得て描き、2023年・第44回青龍映画賞で最優秀作品賞など4冠に輝いたクライムアクション。
監督:リュ・スンワン(ベテラン、モガディシュ 脱出までの14日間)
主演:キム・ヘス、ヨム・ジョンア

 

「海女映画」というジャンル

(町山智浩)そうなんです。だから、映画のカメラを海中に持っていけるってことがわかってから、そういう技術が開発されたんで一気に作られるようになるんですよ。

(でか美ちゃん)なるほど。すごい理にかなったブームだったんだ。

(町山智浩)そうなんです。で、日本ではもういろんな海女映画が作られるんですけど。世界でも作られてて。たとえばOO7、ジェームズ・ボンドの『007は二度死ぬ』っていう映画。67年に日本で撮ってる映画なんですけど。これも海女映画なんですよ。これはショーン・コネリー扮するジェームズ・ボンドが日本の海女さん。浜美枝さんが演じる海女さんと結婚するっていう話なんですよ。

(石山蓮華)ええーっ?

(町山智浩)ちょっとびっくりしますよ。なぜ海女映画なのか?っていうね。で、ショーン・コネリーが生ガキを食べるんですよ。生ガキを食べて。「いいねえ、これは」って言って。それで浜美枝さんに「じゃあ、こんばんは……」とかって言うんですけど。そうすると「私たちは夫婦という設定なだけで。私たちの本当の活動はスパイだから、別々に寝ますよ」って言われて。「じゃあ、カキを食べても意味ないな」っていう謎のシーンがありますよ。
 
(石山蓮華)どういうこと?

(でか美ちゃん)やっぱり元気になるからね。

(石山蓮華)ああ、そういうことか。

(町山智浩)そう。カキっていうのには精力剤っていう意味があったんで。何の話だ? セクハラになるんでこれ以上はやめますが。海女映画の中で、いろんな傑作があって。『アバター』ってあったじゃないですか。『アバター2』とか。あれも海女映画でしたよ。

(石山蓮華)私、『アバター1』は見たんですけど。2は見てなくて。2は、なんか私、美容室に行った時に『アバター2』……『ウェイ・オブ・ウォーター』がかかっていて。所々、見たんですけどたしかにすごい海中で、なんかすったもんだをやってたなっていう印象で。

(町山智浩)あれ、すごいのはCGで全部作ってるにも関わらず、実際に巨大なプールを作って。そこで俳優さんたちが素潜りをして撮影してるんですね。

(でか美ちゃん)ちょっと実写的な部分もあるんですね。
 
(町山智浩)あれがすごいのはシガニー・ウィーバーさんという72ぐらいの女優さんが14歳のヒロインを演じてるんですけど。CGだから、ほら。モーションキャプチャーで14歳の少女になれるんですけど。72歳のシガニー・ウィーバーさんを海中撮影で素潜りさせてますね。『アバター2』って。

(でか美ちゃん)ちょっと心配になっちゃう。

(町山智浩)死んだらどうするんだ?って思いますけども。ジェームズ・キャメロン、鬼だと思いましたけども。『アバター2』も海女映画で、ちゃんと海に潜って貝を取ったりしてるんですよ。だから『アマター2』って言われてますけど。まあ、それはいいや(笑)。で、今日紹介する映画の話なんですけども。これ、海女映画なんですけども、主人公たちは韓国の海女さんなんですね。で、普段はアワビとかを取っているんですけど、これは舞台が1970年代なんですよ。で、1970年代ってね、世界中でものすごい水質汚染がひどかった時なんですよ。ちょっとね、もう知らないというか、生まれてないと思いますが。『ゴジラ対へドラ』っていう映画があったんですね。で、それは当時、工場で排水をしてですね、日本の海がめちゃくちゃ汚れて。そこから、怪獣ヘドラっていうのが出てくる映画があったぐらい、世界中の海が工場排水で汚れてたんですよ。当時、規制がなかったんですね。で、そこでアワビが取れなくなっちゃうんですよ。で、この海女さんたちが「アワビが取れないんだったら、どうやって暮らしていこう?」って困っていたら、ヤクザが出てきてですね。「お前ら、金に困ってるんだろう? 韓国に入る前に貨物船から貴重な、高い税金がかかる貴金属とか、そういったものを海に落とすから。それを拾って、サルベージして密輸の片棒を担げ」と言われるんですよ。
 
(でか美ちゃん)ああ、なるほど。

(町山智浩)とていう話なんですけど。そこで密輸をするヤクザが出てくるわけですが。それでお金が儲かって、この海女さんたちはファッションを決めるんですよ。これがめちゃくちゃおかしくて。70年代だから、海女さんたちがものすごくサイケな服を着るんですよ。70年代のファッションって、写真があると思うんですけど、わかります?

(石山蓮華)これ、なんかものすごい下に広がって。パンタロンみたいな。なんか、カラフルですね。

(でか美ちゃん)おしゃれだなー。

(町山智浩)こういう服をみんな着てた時代っていうのは、いい時代だったなと思いますよ。もうみんな、柄物とか縞々とか着てた時代ですよ。今の人たちはもう全然、柄がない服を着てるもんね。

(でか美ちゃん)シンプル志向でね。
 
(石山蓮華)もうだって今日、黒い無地のTシャツですもん。

(でか美ちゃん)私もちょっと今日は……普段、派手なタイプなのに今日に限って、結構無地です(笑)。

(石山蓮華)なんか初期設定みたいな服ばっかり買っちゃう。私も。

(町山智浩)今はね、本当に遊びがないですけど。70年代はもう、こんな格好してたんですよ、みんな。もうサイケデリックな。で、さっきからずっとかかってる曲が聞こえますよね? BGMでね。これが、当時の1970年代の韓国のロックバンド、サヌリムというバンドのアルバムなんですね。これ、78年のアルバムからなんですけども。これがずっと流れてるんですよ。この『密輸1970』っていう映画には。だからすごくファンキーでサイケデリックで、なんというか、70年代のこのソウルフルな感じがこの映画全般に溢れていて。もう全然、その当時生まれてない人でもね、「ちょっとこれ、いいんじゃない?」と思えると思うんですよ。ディスコブームもあったんでね。とにかく金ピカのピカピカで。とにかくサイケデリックで、カラフルでね。まあ、すごい楽しい時代だったんですけど。僕はね。
 
 

密輸利権に群がる人々

 
(町山智浩)で、ところがそこでさんたちがそこで海女さんたちがお金を儲けてよかったねっていうだけじゃないわけですよ。まず、「すげえ儲けてんじゃねえか」ってことで、途中でもっとすごい悪い奴らが入ってくるわけですよ。それはね、韓国に東大門っていう、要するにいっぱい、謎のものを売っているところがあるんですよ。アメ横みたいなところですね。貴金属が中心ですけど、そういったものを取引してる密輸王っていうのが出てくるんですね。で、「お前ら、俺に黙って密輸をやってるみたいじゃねえか。俺にもいっちょ、噛ませろよ」って入ってくるんですよ。

で、それを演じるのはね、チョ・インソンという、この人は普段、すごくイケメンの役をやってる人なんですけど。顔もきれいな人なんですが。彼はこの映画の中で密輸王なんですけど、ベトナム帰還兵というすごい役をやっていて。その頃、韓国はベトナム戦争が終わってですね、ベトナムでものすごいことをしてきた帰還兵たちがヤクザの世界に入り込んで大暴れしてるという時なんですね。で、さっき言ったヤクザとか、1人でもう30人ぐらい殺しちゃうんですよ。この密輸王が、素手で。

(石山蓮華)素手で!?

(町山智浩)ナイフ1本でね。ものすごく強いんですよ。今までに何十人殺したか、わかんないっていう。こいつが入ってきちゃうんですよ。

(でか美ちゃん)海女さんたち、そんなつもりじゃなかったって!
 
(町山智浩)そう。ところが、それよりももっと悪い奴が入ってくるんですよ。

(でか美ちゃん)まだですか?

(町山智浩)まだ入ってくるんです。要するに、税関がそれを追っているわけですね。密輸で税金逃れしてるわけですから。ところが、その頃の韓国の政府というのは朴正煕大統領の軍事政権なんですよ。で、この頃っていうのは韓国はものすごく警察官が悪かったんですよ。要するに、軍事政権だからやりたい放題で、拷問とかし放題なんですよ。拷問、冤罪、みんな当たり前。で、汚職しまくりなんですよ。当時の韓国の官憲、警察官とかっていうのは。だから、この税関がめちゃくちゃ悪い。ヤクザよりも100倍ぐらい悪いんですよ。こいつも入ってくるんですよ。

で、もうこの海女さんたち、本当にただの海女さんなんですけど。ヤクザと密輸王と税関に追い詰められていくわけですよ。絶体絶命で。しかもその税関の方は、何をしても全部、要するにもみ消しちゃうから。人殺しでもなんでもできるわけです。

(でか美ちゃん)じゃあ、海女さんが一番弱い立場というか。

(町山智浩)一番弱い。でも、海女さんたちは海中に行けば最強なんですよ。

(石山蓮華)うわーっ、来たーっ! これはいいぞ!
 
(でか美ちゃん)たしかに。「水の中なら、うちらが一番」っていうやつだ。

(石山蓮華)やばい。上がりますね!

(町山智浩)水の中に入れば、ショットガンも撃てないし。で、ヤクザも泳げないし、潜れないし。

(石山蓮華)もう、やりたい放題じゃないですか!
 
 

海の中では海女さんが最強?

 
(町山智浩)そう思うでしょう? でも、海中には海女さんより強い奴が実はいるんだ!

(石山蓮華)えっ、なんだろう? アワビ?

(でか美ちゃん)デカい船?

(町山智浩)ジャージャン、ジャージャン、ジャジャジャジャジャジャジャジャ……♪っていうやつですよ。

(石山蓮華)ピンポン、サメ!

(町山智浩)はい。サメがいるわけですよ。というね、すごいんですよ。海女さんVSヤクザVS密輸王(ベトナム帰還兵)VS税関VS人喰ザメっていうね。

(でか美ちゃん)こうやって並ぶと結局、サメが一番強いと思っちゃう(笑)。

(町山智浩)四つ巴じゃなくて五つ巴の海中バトル映画ですね。

(でか美ちゃん)かわいそうすぎるよ。海女さん、マジでそんなつもりじゃないって。かわいそうすぎるよ。
 
(町山智浩)まあ、これすごいんですけども。これだけバカバカバカしく……「バカバカしい」っていうと、あれなんですが。ものすごく燃える映画になっていて。まずこれ、監督がリュ・スンワンさんという人なんですけども。この人、この前に作った作品も大ヒットしてるんですよ。それは『モガディシュ 脱出までの14日間』という映画なんですね。これ、ソマリアで内戦があって、そこに取り残された韓国の大使館員たちがソマリアから命掛けの脱出をしたっていう実話をもとにした映画なんですけど。これ、おもしろすぎるんですよ。実話としては。っていうのは、ソマリアの内戦ってちっちゃい子供までK47ライフルとRPGっていうロケット砲を持っているような状態になっていて。それが町中に溢れているわけですよ。で、そこを突破しなきゃなんないんですね。この大使館員たちは。車で。で、どうするか?っていうと弾丸が一番貫通しにくいのは紙なんですよ。電話帳って、拳銃の弾を防いじゃうんですよ。

(でか美ちゃん)でも、よく本当たとえばなしで「タウンワークとか少年ジャンプをお腹に挟でおけ」とか言いますもんね。

(町山智浩)弾丸が貫通しないんですよ。だから町中の人が全員……要するに1万人ぐらいが銃を持ってるところを突破するために、自動車にありったけの本を貼り付けて、装甲にして突破するっていうめちゃくちゃ面白い映画だったんですよ。

(石山蓮華)それはすごいかっこいいですね!
 
(町山智浩)『マッドマックス』みたいな感じだったんですよ。それが『モガディシュ 脱出までの14日間』っていう映画で。その監督のリュ・スンワンさんですから、もうめちゃくちゃ面白いんですね。海女さんだけど『マッドマックス』的な……だから『アマッドマックス』ですね、これは。『マッドマックス:アマオサ』みたいな話になっています。すごい面白いです。しかもね、こんな映画になぜか、主演女優は大女優が出てるんですね。この人はキム・ヘスさんっていう人で、韓国ではもう大女優中、ベテラン女優なんですよ。いっぱい映画賞を取ってる人なんですけども。この人ね、写真があると思うんですけど、52歳ですよ?

(石山蓮華)えっ、52歳には見えませんね。

(でか美ちゃん)というか、全然30代ぐらいの、すごくおきれいな女優さんかなと思ったら……。

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(町山智浩)そうなんですよ。この人、美魔女中の美魔女でね、年齢が全然わかんないんですよ。でも、演技がめちゃくちゃうまくて。実はシリアス映画……これ、シリアスな映画じゃないって言っちゃってますけど(笑)。シリアスな映画で本当にちゃんとした演技をして、今まで評価を集めてきた人で。特に日本の人が結構見てる作品ではですね、『国家が破産する日』という2019年の映画があるんですよ。これはね、韓国が1997年に通貨危機で破綻しまして。バブルがはじけてね。で、そこに世界銀行が入ってきてお金を貸す。「ただし、お金を貸すならば大企業中心の社会にしろ」っていう圧力をかけてくるんですよ。

つまり、中小企業はもう放置して、信用金庫とか全部潰して、巨大企業だけの社会にするんだったらお金を貸すぞっていう圧力をかけてくるんですね。まあ、それは要するにアメリカの投資筋なんですよ。で、それに対して徹底的にて抵抗する韓国の中央銀行のエリートのリーダーを演じてたのがこのキム・ヘスさんなんですよ。それは、韓国という国が格差社会になるのを防ぐために徹底的に戦うという、超エリートを演じてたわけですけれども。それが、こっちでは海女さんですからね。

(石山蓮華)しかもなんか結構、メイクも濃い目で。70年代らしい、前髪もくるんくるんで。

(でか美ちゃん)目力がすごい!

(町山智浩)この人、唇がすごく特徴がある人ですね。

(石山蓮華)プルンプルンですね!
 
(町山智浩)この人ね、「韓国のアンジェリーナ・ジョリー」って言われてた人です。このセクシーな唇で。でも52歳で、本当に水中アクションをやってんですよ。

(でか美ちゃん)すごいな!

(町山智浩)すごいですよ、これ。で、水槽を使って女優さんたちが本当に潜って、素潜りで撮影してるんですけど。これは面白い。これ、あまちゃん大戦争映画ですね。

(石山蓮華)どうなっちゃうんでしょう!?

(町山智浩)「誰が勝つのか?」っていうね(笑)。

(でか美ちゃん)だって、誰も掛け合わせなかった組み合わせじゃないですか? アクションと海女さんと密輸とヤクザと税関とサメって(笑)。もう全部が……(笑)。

(町山智浩)最強のベトナム帰還兵まで入っているっていうね。

(石山蓮華)あの映画でサメ映画って、なかなかあったのかな?って思いましたね。

(町山智浩)いや、全然あるんですけどね(笑)。

(でか美ちゃん)なんかサブウェイでやりすぎちゃった人みたいな。どんだけトッピングを乗せるの? みたいな。
 
(石山蓮華)「全部多めでください」みたいなね。

(町山智浩)そう。全部乗っけてますから。今年、夏は暑いんでね。水中撮影を見てるだけでも本当に涼しくなりますし。音楽も最高だし、ファッションも最高だし。結構笑いますけどね。今、一番面白い映画だと思いますよ。『密輸1970』。

(石山蓮華)楽しみです。改めて今日は再来週、7月12日金曜日公開の映画『密輸1970』をご紹介いただきました。町山さん、今日もありがとうございました。

(町山智浩)どうもでした。
 
 
映画『密輸 1970』予告編

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