七梟俳句 J.S.バッハ/インヴェンション 第1番 | 七梟のブログ

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気まぐれ

Invention 1 Bach by Glenn Gould

 

 

lnvention 1 by Johann Sebastian Bach

 

 

インヴェンションとは、小規模な器楽のための曲集に付けられたタイトルである。バッハがケーテン時代に長男フリーデマン・バッハ(1710-1784)のために書いたものだ。このケーテン時代はブランデンブルグ協奏曲や無伴奏ヴァイオリンソナタなど、数々の名作が生まれた時期でもある。

バッハがインヴェンションを書いた目的として、息子や弟子たちに平均律クラヴィーアを弾かせる為の予備練習として、また、多声部楽曲を理解させ作曲技法として身につけさせるための手引きとして、などが考えられるだろう。現代においても、ピアノ教室では平均律クラヴィーアへの導入として、また多声部楽曲の導入として教材として用いられている。

 

 

夏至の日や ひねもす無口 老夫婦 永野七梟 

 

ミョウガ