ジャズ喫茶バリレラ オススメの1曲 No.783 Keith Jarrett「The Wind」
【Now Playing】
Track：The Wind
Performer：Keith Jarrett
Title: Paris Concert
Year/Place：October 17, 1988/at Salle Pleyel, Paris
Released：
Label/No/Format：ECM/ECM 1401/STEREO
Engineer:
Notes：
☝︎キース・ジャレットの美しすぎるソロピアノ。ウエスト・コーストのピアニスト、ラス・フリーマン渾身の名曲「The Wind」をこれ以上には美しく弾けない珠玉のソロ。
キースの即興ソロライブの中では最もクラシックに近く、美しい作品だと思う。バッハを思わせる荘厳な旋律で始まり、後半不穏な曲調に変わるがまたひたすら美しい旋律が展開され、静謐な最後を迎える。神々しさこの上無いような正に至極の美しさ。02． The Windはラス・フリーマンの作曲でこちらも素晴らしい名演。ジャズとクラシックを聴いている方に強くオススメする一枚。
01． October 17. 1988
02． The Wind
03． Blues
ECMレーベルSHM-CD再発第2弾“ECM for Tomorrow Part2”。1988年録音、3年間ソロ・コンサートを中断していたキース・ジャレットによる、パリ名門での7年ぶりのソロ・ライヴ作。長時間の即興演奏がトレードマークのソロ・コンサートだが、その内容の1枚ものは意外にも本作がキャリア初。初出LPはAB両面にまたがる、力強い38分の本編が柱。1990年代の『ウィーン・コンサート』『ラ・スカラ』へと続く口火作としても意義深い。
期間生産限定盤/SHM-CD/録音年：1988年10月17日/収録場所：パリ、サル・プレイエル/旧品番：UCCU-6171
Keith Jarrett (1990) Paris Concert
00:00 1 October 17, 1988 38:23 2 The Wind 44:55 3 Blues
ジャズ・ピアニストとして知られているが、クラシック音楽のピアニストでもある。演奏楽器もピアノ以外に、ソプラノサックス・パーカッション・ハープシコード・リコーダーなども演奏できるマルチ・プレイヤーでもある。2003年にはポーラー音楽賞（英語版）を受賞。
2017年2月15日にニューヨークのカーネギー・ホールで行われたソロコンサートを最後に活動を休止、療養生活に入った[1]。2018年に脳卒中を2回発症して麻痺状態となり、2020年10月の時点でも左半身が部分的に麻痺しており、そのためピアノ演奏に復帰できる可能性が低いことを明かした。