ドヴォルザーク:「スラブ舞曲集」より 1,10,8番 / エマイユ・フィルハーモニック | 七梟のブログ

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ドヴォルザーク:「スラブ舞曲集」より 1,10,8番 / Dvořák "Slavonic Dances" No. 1, 10, 8

 

 

エマイユ・フィルハーモニック
Émail Philharmonic Orchestra
第17回定期演奏会
17th Regular Concert

2024年6月2日
June 2, 2024
日立システムズホール仙台 コンサートホール
Hitachi Systems Hall Sendai, Concert Hall

ドヴォルザーク/「スラブ舞曲集」より  1,10,8番
Dvořák "Slavonic Dances" No. 1, 10, 8

指揮/渡部 勝彦
Conductor: Katsuhiko Watanabe

サムネイル写真:今田 亨

 

 

00:00 1-1(1)「Presto」 

05:06 2-2(10)「Allegretto grazioso」 

11:16 1-8(8)「Presto」

 

 

エマイユ・フィルハーモニックは、宮城教育大学管弦楽団のOB・OGを中心に結成されたオーケストラ。エマイユとはフランス語で七宝の意味。指揮者、演奏者、聴衆、作品、演奏空間、地域、そしてそれらを繋ぐ音楽を愛する心という、七つの宝物を結集させて音楽を奏でるオーケストラを目指したい、そんな意味が込められています。

 

 

 

スラヴ舞曲集はチェコの作曲家、アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)が作曲した舞曲集です。
元はピアノ連弾のために書かれた曲ですが、ドヴォルザーク自身によって全曲、管弦楽曲に編曲されています。
1878年に作曲された第1集 作品46の8曲と1886年に作曲された第2集 作品72の8曲の計16曲からなり、各曲は各集ごとの番号で呼ばれる場合と、全16曲の通し番号で呼ばれる場合があります。

 

 

スラヴ舞曲第1集 作品46

第1番「フリアント」
ボヘミアの舞曲で、なんとも弾けた感じの明るい曲という感想です。
名曲、ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集の始まりにふさわしい元気になれる1曲です。

 

スラヴ舞曲第2集 作品72

第10番「ドゥムカ」
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集の中で、もっとも有名です。
悲しさや、さみしさが曲を覆いますが、なんとも透明感があって心をつかんでくるという感想の1曲です。
素晴らしいメロディメーカーとしてのドヴォルザークの真骨頂とも言えそうな名曲中の名曲ですね。

 

スラヴ舞曲第1集 作品46

第8番「フリアント」
なんとも激しい曲調のボヘミア舞曲をもとにしたもの。
フィナーレにふさわしく「大盛り上がりの狂乱のダンス」という特徴でドヴォルザーク:スラヴ舞曲集の第1集は終わっていきます。