ジャズ喫茶バリレラ オススメの1曲 No.785 Bill Evans 「Peace Piece」
【Now Playing】
Track:Peace Piece
Performer:Bill Evans
Title:Everybody Digs Bill Evans
Year/Place:December 15, 1958/New York
Released:1959
Label/No/Format:Riverside/RLP 12-291/MONO
Engineer:
Notes:
☝︎ビル・エヴァンスのリーダー・アルバム2作目「Everybody Digs Bill Evans」。1作目「New Jazz Conceptions」。この2枚にエヴァンスの音楽の総てが入っているような気がする。他者への影響も含めて・・
エヴァンスがまだマイルス・コンボに在籍していたころの作品。歴史に残るソロの名演「ピース・ピース」を収録したエヴァンス初期の傑作をデジタルK2サウンドにて発売。ラファロ~モチアンによる伝説的なレギュラートリオの第一作「ポートレイト・イン・ジャズ」よりちょうど一年前に録音された、エバンスのリーダー第二作。ハードバップの名手を従えての演奏だが、耽美的で初々しい、エバンスらしさ横溢の名作になっている。「ワルツ・フォー・デビー」に痺れた人なら必携の一枚。本作はピアノソロで演奏される「ピース・ピース」がとりわけ有名だが、この曲は元々「サム・アザー・タイム」を演奏するつもりだったらしい。道理でイントロがほぼ同じ。
1. Minority
2. Young & Foolish
3. Lucky To Be Me
4. Night & Day
5. Epilogue
6. Tenderly
7. Peace Piece
8. What Is There To Say?
9. Oleo
10. Epilogue
Bill Evans (p)
Sam Jones (b -1,2,4,6,8,9)
Philly Joe Jones (d -1,2,4,6,8,9)
NYC, December 15, 1958
金色に白抜きでエヴァンスに対する著名人のほめ言葉を載せたジャケットは英語って便利だなぁというデザイン(だって、日本語で同じ事やっても絵にならないモンねぇ)。それはそれとして、このアルバムが際だっているのは、piece pieceやYoung and Foolishなどエヴァンスのソロっぽい世界がトリオ演奏とともにうまく、程良くブレンドされているからでしょう。
Bill̲ E̲v̲a̲n̲s̲ T̲r̲i̲o – ̲E̲v̲e̲r̲y̲b̲o̲d̲y̲ D̲i̲g̲s B̲i̲ll ̲E̲v̲a̲n̲s (̲1̲9̲5̲8̲)̲
tracks:
0:00:02 1. Minority
0:05:22 2. Young & Foolish
0:11:15 3. Lucky To Be Me
0:14:54 4. Night & Day
0:22:05 5. Epilogue
0:23:09 6. Tenderly
0:26:41 7. Peace Piece
0:33:23 8. What Is There To Say?
0:38:16 9. Oleo
0:42:2510. Epilogue
0:43:0611. Some Other Time
このCDにはオマケとして、演奏し直した「サム・アザー・タイム」も収録されていてお得。「エピローグ」と言う曲が2つ収められているが、これはLPレコード時代に、各面の最後に収められていた名残で、同一録音。