若者に広がる 市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】 | 七梟のブログ

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トー横・グリ下… 若者に広がる 市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】20240527

 

 

新宿の通称「トー横」に集まる十代の若者、一般高校生に広がる「オーバードーズ(OD)」。誰もが名前を知っている身近な市販薬の風邪薬や咳止め、鎮痛薬などを一度に大量に摂取した若者が、救急搬送されたり亡くなって見つかるケースが増えています。居場所を失い、明日の自分を描けない若者が最後の拠りどころとして薬依存においこまれているという面はもちろんありますが、実は、背景にこの15年余りの国の規制緩和、ドラッグストアの急増、医療費抑制で処方薬から市販薬への転換など日本の政治・医療政策の変貌がありました。
薬物依存症の診療、研究の第一人者、松本俊彦医師(国立精神・神経医療研究センター 薬物依存研究部部長)に、その現状と対策について聞きました。
家族や知人がODで悩んでいたら、都道府県の「精神保健福祉センター」にご相談を。

2024年5月27日 収録