七梟亭 名人劇場 2024 皐月 第三巻【春風亭一之輔】 百川 | 七梟のブログ

七梟のブログ

気まぐれ

春風亭一之輔の10日連続落語生配信 第三夜

 

 

百川(ももかわ)は古典落語の演目。6代目三遊亭圓生の十八番として知られる。

登場する料亭「百川」は、日本橋浮世小路で明和ごろから明治元年にかけて営業した実在の料亭「百川楼」がモデルであるとされる。また、実話が元になっているとも、この百川楼が宣伝のために作ったとも言われる。

 

 

 

百川のあらすじ

 

田舎者の百兵衛が上京し、日本橋の料亭「百川(ももかわ)」で奉公を始める。

早速、魚河岸の連中が来客。百兵衛が会話していると、百兵衛の訛りが強さから度々誤解が起きてしまう。

魚河岸の客が、常磐津節の師匠の「歌女文字(かめもじ)」を呼んで来いと百兵衛に指示する。

百兵衛は、歌女文字と医者の鴨池玄林(かもじげんりん)を間違えて呼んで来てしまう。

百兵衛の話を勘違いし、喧嘩があったのかと思った鴨池先生は、慌てて治療道具を百兵衛に渡して先に帰らせる。

三味線ではなく治療道具を渡された魚河岸の客は困惑したが、鴨池先生が来て誤解が全て明らかに。

百兵衛に対し全部間違っていると指摘すると、彼は「かめもじ」と「かめじ」の一字だけ間違えたと主張する。