(モーツァルト) クラリネット五重奏曲 イ長調 K. 581  | 七梟のブログ

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Mozart | Clarinet quintet K581 in A major - Armida Quartet, Sabine Meyer

 

 

Armida Quartet and Sabine Meyer (clarinet) perform the clarinet quintet K581 in A major by Wolfgang Amadeus Mozart
MUSIK MERAN
27.04.2019 Kursaal, Meran

Martin Funda, Violin
Johanna Staemmler, Viloin
Teresa Schwamm, Viola
Peter-Phlilipp Staemmler, Violoncello

 

00:00 Allegro 

09:03 Larghetto 

14:50 Menuetto - Trio I - Trio II 

21:41 Allegretto con variazioni

 

 

 (モーツァルト) クラリネット五重奏曲 イ長調 K. 581 

クラリネット五重奏曲 イ長調 K. 581 は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1789年9月29日に作曲したクラリネットと弦楽四重奏のための室内楽曲。クラリネット奏者であった友人アントン・シュタードラーのために作曲されたため『シュタードラー五重奏曲』の愛称で呼ばれることもある。

 

同年12月22日にブルク劇場でシュタードラーのクラリネットにより初演された。『クラリネット協奏曲 イ長調 K. 622』と同様に、本来はシュタードラーが用いていた "Bass-klarinet"(現在のバセットクラリネット)のために作曲されたものである。現在一般に用いられる版は1802年に通常のクラリネット用に編曲されたもので、自筆譜は協奏曲同様に現在紛失している。

クラリネットは当時はまだ目新しく、ようやくオーケストラの仲間入りをし始めた楽器であった。しかしモーツァルトは当時の楽器のもつ可能性を利用し尽くし、クラリネット音楽の発展に対して重要な模範を提示した。この作品においても、広い音域や歌謡的能力を活用する優れた書法を見ることができる。

ドイツの作曲家ヨハネス・ブラームスはこのクラリネット五重奏曲に大いに関心を示し、同様の編成による『クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115』を作曲した。この作品の第4楽章は、モーツァルトの作品と同じく変奏曲形式になっている。